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第八十八話 投資信託が教えてくれたこと

お読みくださり、ありがとうございます。

 投資信託の中で、唯一赤字だった国内リートが……

 ついに黒字化した。


 2019年11月に投資をはじめたとき。

 購入した投資信託は、16本。


 コロナショックで暴落して。

 全部マイナスになった。


 数年待てば、持ち直すだろうと思っていたら。

 実際には、そんなにかからずに回復した。


 しかし、投資信託を見てると。

 明暗が、クッキリと分かれている。


 一番良かったのが、米国株式のインデックスファンド。

 25,000円投資して、10,000円のプラスだ。


 もし、100万円投資していたら。

 40万の儲けってことだ。


 一方、ワーストの国内リートは。

 25,000円投資して、300円のプラスだ。

 少なめの額にしといて良かった……


 潤沢な資金があったとしても。

 いっぺんに投資していけない。


 なんで? と思っていたが。

 こういうことが、あるからなんだな。


 リートは、もう買わないぞ!

 と、ぷんすかしていたが。

 リートを買ったこと自体は、すごく勉強になった。


 リートって、儲かるっていうけど、ホントかな?

 国内と海外のリートって、どっちが良いの?

 という疑問の答えを、身をもって知ることをできた。


 自分で選んだ投資信託。

 16本は、買い過ぎかなと思ったけれど。


 日本株式なら、TOPIX、日経平均、日経225。

 海外株式だと、米国、先進国、新興国、全世界。

 三菱UFJ、SBI、楽天、それぞれ出してるインデックスファンドの中で。

 

 どれが一番、儲かるの?


 それが、知りたかったから。

 全部、買ってみた。


 その結果は……

 天気と一緒だった。


 いいときもあれば。

 悪いときもある。


 今、一番儲かってのがどこかは、わかるけど。

 そこがずっと儲かり続けるかは、わからない。


 わからないということが、わかったから。

 あとは好みの問題だ。


 これだ! と思うものに一点集中しても良いし。

 いろんなモノを少しずつ、まんべんなく買うのもアリだ。


 人にもよるだろうけど。

 個別株を買うよりも、投資信託を買う方が、長い目で見るとおトクな気がする。


 今は海外ETFを買っているけれど。

 来年、iDeCoに加入できるようになったら。

 投資信託を再開しよう。

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