第七十七話 頼りたいけど、頼れない
お読みいただき、ありがとうございます。
三ヶ月に一度のお楽しみ。
分配金が振り込まれた。
海外ETFのインドの株からは、4円。
……いや、すごいんだよ、インド。
2,000円以下で買ったのが、3,500円以上になってて。
1.8倍に増えてる。
買った中では、一番の成長株だ。
だから、その。
分配金も、上がるんじゃないかなって、期待してたんだ。
前回は、8円だった。
今回は、4円。
株価は上がってるのに、分配金は半分になってるよ……
もっとヒドいのが、新興国株の海外ETF。
分配金が、前回の4分の1以下だ。
新興国株の分配金をもらうのは、今回で5回目なんだけど。
多いときと、少ないときの差が激しすぎる。
新興国株の分配金6円 → 18円 → 44円 → 30円 → 7円 ←今ココ
6円から7円に上がっただけなら、素直に喜べたんだが……
新興国株は、4,700円くらいで買ったのが、今は5,800円になってる。
値下がりはしていないんだけどな。
新興国株の分配金はアテにできない。
ギャンブル感覚で楽しもう。
ちなみに、VOOやVTIといった米国株のETFの分配金はそんなにすごい差はない。
新興国株特有の現象なんだろうか……
三越の配当金が、600円から300円に下がったとき。
株価が悲惨なことになってたから、別にいいよという心境だった。
ANAの配当金がゼロなのも、当然のこととして受け入れられる。
株価が下がったら、配当金が減るのは、当たり前。
株価が上がったら、配当金も増えるというイメージでいたけれど。
海外ETFの分配金は、別の法則が働いてるようだ。
でも、もらえるだけまだいいよ。
投資信託の分配金なんか、未来永劫ゼロだから。
訂正する。
自分の買った投資信託は、だ。
配当金の出る投資信託だって、ある。
ただ、投資しないだけだ。
投資して、配当金を何十万ももらう、という生活に憧れていたけれど。
そう上手くはいかないようだ。
高配当株式の会社に投資したとしても。
その会社が、ずっと高配当でいられる保証はどこにもない。
配当金を頼りに生きてくのは、リスキーな気がする。
おこづかいとしてもらっておくのが、ベストかもしれない。




