第五十四話 心の支え
お読みくださり、ありがとうございます。
海外ETFをやってると。
分配金が入ってくる。
初めて買ったときには。
分配金がもらえるということすら、知らなんだ。
無知とは、恐ろしいモノよ……
着々と買い求めた結果。
3ヶ月にいっぺん、約2万円。
売ったりしなければ、未来永劫もらえる。
不労所得、バンザイ!
寝っ転がってても、手に入るお金があるんだぜ。
投資をはじめて、一年くらい経つ。
投資した金額が増えたり、減ったりするのにもだいぶ慣れた。
毎月、コツコツ積み立てるという目標は、雲の彼方に消えてしまったが。
それもまた、人生。
投資信託は、退屈なのでやめてしまう人が多いと聞いた。
私は違う! と思っていたのにな……
iDeCoとか、確定拠出年金なら。
限度額が決まってるし、限られた商品の中から選ぶことになるから。
インデックス型の投資信託をやっていくのが良いと思う。
アップダウンもあるけれど。
着々と増えていく年金額を見ると、心が安らかになる。
まあ、リーマン・ショックとかコロナみたいなこともあるかも知れんが。
そのときは、そのときだ。
投資信託の良いところは、100円からでも始められることだ。
利益が3%出たとして、3円。
10万円投資したら。
103,000円
海外ETFだと、それに年4回、分配金がプラスされる。
ご褒美みたいで、かなりうれしい。
値下がりしてるときに買うと。
安いうちに買えた! というお値打ち感がある。
スーパーで安くなってるモノを、まとめ買いしたときと違って。
かさばるとか、置き場に困るとか。
賞味期限が……なんて気にする必要もない。
お値段も、数千円〜数万円なので。
トヨタとか、花王とか、資生堂の株と違って。
庶民でも手が届くお値段だ。
個別株を買うと、上がったり下がったりが気になるけど。
海外ETFだと、倒産リスクがないので、安心できる。
分配金年4回もらえることが。
心の支えになっている。
たとえ、それが4円だったとしても……
ありがとう、インド株。
でも、身入りを考えると。
やっぱり、アメリカの株をメインにしとこう。
リスクは負う覚悟はあるけど。
できる限り、安全と利益の両方を確保しておきたい。
それでいて、なるべくラクをしたい。
しかも、手数料は安く!
そこらへんを考えてると。
VOOばっかり買うことになってしまった。
去年の今頃は。
VOOの存在すら、知らなかったというのに……
身銭を切って、覚えることって。
色々あるんだな。




