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第三百十二話 順調に……

お読みくださり、ありがとうございます。

 順調に。

 増えている。


 体重と。

 体脂肪と。

 皮下脂肪が。


 原因は。

 わかっている。


 秋の恵みを。 

 満喫した結果だ。


 葡萄を。

 3パック買ったし。


 ケーキ屋さんの。

 新作スコーンを。

 

 3種類全部。

 購入したり。


 もちろん。

 ケーキも買った。

 

 パン屋さんでは。

 カマンベールチーズと生ハムの。

 クロワッサンサンドとか。

 

 カスタードデニッシュとか。

 サツマイモとレーズンのマフィンとか。


 やばいブツばかりを。

 購入した。


 その挙げ句に。

 キルフェボンに出かけた。


 丹波栗のタルトの。

 1ピースのお値段が。

 

 イートインで。

 2,442円だった。


 マンゴーや。

 さくらんぼのときも。


 良いお値段が。

 ついていた。


 スルーして。

 他のケーキにした。


 丹波栗のタルトは。

 食べたことがある。


 そのときは。

 1,500円前後だった。


 順調に。

 値上がりしている……


 あのとき。

 食べといて良かった。


 過去は。

 変えられぬ。


 このままだと。

 糖尿病まっしぐらだ。


 歩こう。

 自転車は。

 封印だ。 


 草食動物に。

 なったつもりで。

 草をはむ……


 じゃなくて。

 青物野菜を。 

 多めに摂ろう。


 だが。

 行かねばならない。

 お店がある。


 家族が。

 帰省したときに。


 行こうと。

 約束した。

 

 地元の。

 フレンチの老舗だ。

 

 数年前に。

 閉店したのだが。


 クラウドファウンディングで。

 復活した。


 目標額は。

 80万だったが。


 支援額は。

 200万を超えた。

 

 超過分の。

 支援金は。

 

 オーブンの購入費用に。

 充てられた。


 そのオーブンで。

 自家製パンを。

 提供している。


 ファミレスのない時代。

 外食といえば。

 フレンチ一択だった。


 お店の。

 入口には。


 ガラスパネルが。

 展示されていた。


 ミュシャの。

「宵の明星」だ。


 幼き頃。

 連れてこられたときは。

 

 借りてきた猫のように。

 大人しくしていた。


 新しい店舗にも。

「宵の明星」が。

 飾られているという。

 

 せっかくなので。

 フルコースを。

 いただきたい。


 そのときまでに。

 増加した分を。

 減らさねば。


 歩くだけでは。

 ダメだ。


 スクワットも。

 復活だ!


 おやつは。

 控えめにしよう。


 今からやれば。

 間に合うはずだ。


 増加するのは。

 株価と貯金だけでいい。

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