第二百六十一話 オトナの嗜み
お読みくださり、ありがとうございます。
またひとつ。
大人の階段を。
のぼってしまった。
誕生日。
ではなくて。
肩に痛みが。
発生する事案だ。
地味に痛いが。
日常生活に。
支障は出ていない。
オトナの視力を。
手に入れたときも。
困惑したが。
アレは痛くないからな。
遠近両用の。
コンタクトレンズを試してみたら。
ピント合わせに。
時間がかかり。
ぼんやりとした世界が。
広がるので。
あきらめた。
オトナの視力や。
××肩の痛みは。
どうにもならんが。
オトナの嗜みとして。
健康診断だけは。
受けねばならぬ。
ここでいうオトナとは。
三十五歳以上。
成人病検診で。
バリウムを飲む定めの。
紳士淑女の皆様だ。
去年。
軽い気持ちで。
家族を。
健康診断に行かせたら。
糖尿病になっていた……
一昨年の。
健康診断は。
家族が勝手に。
スルーしていた。
一年でも。
サボってはいけない。
ちなみに。
家族は。
半年間。
おやつ禁止。
禁酒の刑に処された。
糖尿病の。
放置プレイの。
代償は。
高くつくので。
おすすめしない。
足が壊死したり。
失明したり。
人口透析を。
受けることになる。
行きつけの。
靴屋さんは。
片方の足が。
義足になった。
ほったらかしで。
問題がないのは。
投資信託の。
全世界株式や。
S&P500とかの。
つみたて投資ぐらいだ。
健康診断を受けても。
見逃される病気があるから。
妄信は禁物だが。
受けないよりは。
ずっといい。
ただし。
思わしくない結果が出たとき。
放置は厳禁だ。
メタボとか。
要精密検査と出てきて。
またかよ。
と思いつつ。
かかりつけ医から。
このくらいの数値なら。
問題ないですよ。
と言われるまでが。
ルーティンと。
心得よう。
老後に後悔することの。
ランキング上位には。
お金と健康が。
ランクインしている。
お金を増やすことも。
健康になることも。
急にはできない
老後になってから。
お金を増やすのは難しい。
健康も。
加齢で。
悪くなることはあっても。
良くなることはない。
今のうちに。
準備をしなければ。
ならんのだが。
ダラダラと過ごしてしまう。
怠惰な心。
戦う相手は。
自分自身。
今度こそ。
お腹のポニョと。
戦おう。




