第二百三十九話 断捨離しようかな……
お読みくださり、ありがとうございます。
掃除が終わった……
ひとつは、自治会活動。
街路樹の除草だ。
日曜の朝。
朝6時30分集合……
眠い……眠いよ。
目が、半分しか開かぬ。
黙々と。
草を刈る。
お散歩中の。
コーギーに励まされ。
なんとかやり遂げた。
しかし。
家に帰ったら。
掃除そのに、が待っている。
普段なら。
適当に済ませるが。
親戚が来るので。
掃除はマストだ。
メイドになった気持ちで。
働こう。
掃除の前に。
シーツやら。
タオルやら。
人数分、揃っているかどうか。
確認せねば。
タオルが少ない。
補充しとこう。
シーツ、カバー類を。
洗濯しよう。
枕カバーが足りぬ。
アマゾンに頼もう。
来客用の。
お茶も買っておこう。
やってみて。
気づいたが。
メイドには向いてないな。
自分……
適当にしていたツケが。
溜まっている。
いくらやっても。
掃除が終わらぬ……
片付いていない部屋って。
掃除が大変なんだよな。
整理整頓してからじゃないと。
掃除機がかけられん。
自分の部屋以外は。
物置きみたいな使い方をしてた。
クリーニングに出す冬物の仮置き場とか。
衣替え途中の衣類とか。
いらないものも。
結構ある。
これを機会に。
断捨離したいところだが。
そんなことを始めたら。
永久に掃除が終わらん。
お客様の目につかないところに。
隠蔽……一時保管しよう。
なんとか終わった。
というか。
終わらせた。
お客様の寝る場所さえ。
掃除をすれば大丈夫!
迎える準備は大変だけど。
部屋がキレイになるのは。
良いことだ。
こういう機会でもなければ。
散らかったままだろうしな。
庭は。
ジャングルになってるが。
やむをえん。
庭仕事に興味がないので。
雑草と。
そうでない草の区別がつかぬ……
雑草という草はないという。
その言葉を頼りにしよう。
防災士から。
お話を聞いた。
自分の寝る部屋には。
家具は置いていない。
部屋の出入口と。
寝具のそばに。
タンスとか。
本棚とか。
置いちゃダメだと。
地震のとき。
倒れた家具に。
出入口を塞がれたり。
潰されたりするから。
本棚に。
囲まれているので。
地震が起きたら。
確実に死ぬ。
やっぱり。
断捨離した方が。
良いかもしれん……




