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第二百五話 来ちゃった……

お読みくださり、ありがとうございます。

 佐川急便から。

 配達連絡が届いた。

 

 頼んだ覚えはない。

 なんだろう?


 と、思っていたら。

 なべだった。 


 1月に。

 申込んだふるさと納税。


 12月末までにお届け予定の。

 ストウブのなべが。

 9月に到着した。


 18時に受け取り指定をしてたけど。

 14時に届けてくれて、ありがとう……


 サイズは14センチなのに。

 2キロある。


 ストウブの愛用者は。

 この重さが良いのだと。

 力説していた。

 

 鍋蓋用の。

 ノブが2個ついている。

 

 ひとつは、スタンダードなもの。

 もうひとつは「鵜飼」をモチーフにした関市オリジナル品だ。


 ノブをオリジナル品にチェンジする。

 お魚をくわえた鵜のマーク付き。

 レア感満載だ。


 別売りのノブも。

 気になっている。


 鶏とか。

 魚とか。

 カタツムリ(エスカルゴ)とか。

 食材のかたちをしている。


 赤い鍋に。

 鶏のノブとか。

 遊び心があって良いなあ。


 使う前に。

 お迎えの儀式を済ませねばならぬ。


 洗うのは。

 当然として。


 なべの内側に。

 食用油を塗る。

 

 弱火で加熱して。

 なべに油を馴染ませる。


 なべが冷めたら。

 余分な油を拭き取る。


「シーズニング」というらしい。


 鋳物製の鍋は。

 油ならしのお手入れをすると。


 油膜が錆止めになって。

 長持ちするようだ。


 ダッチオーブンや。

 スキレットを使う人には。

 常識なんだろう。


 ストウブは。

「育てるなべ」だと言われたとき。


 なべを育てる!?

 なんですかソレ? 


 と思っていたが。

 こういうことか。


「シーズニング」も終わったし。

 いつでも使えるのだが。

 なに作ろう……

 

 なんでも美味しく作れるらしいが。

 逆に困る。


 14センチのなべなので。

 主菜を作るには。

 小さすぎる。


 ストウブ初心者向けのレシピを発見した。

 ご飯を炊く。

 ゆで卵を作る。

 

 これはパスしよう……

 ご飯は、炊飯器でいいし。

 ゆで卵は、フツーのなべでいいや。


 ピーマンの蒸し焼き。

 塩振って焼くだけか。

 これなら簡単にできそうだ。


 使いこなせるようになったら。

 ひとまわり大きいなべが。

 欲しくなるのかな。


 もし、ダメなら。

 2キロの鉄の塊だ。


 タンスの肥やし……

 いや、台所の肥やしにならないよう。

 かんばろう。

 


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