第二百話 果報は寝て待て
お読みくださり、ありがとうございます。
海外ETFの。
分配金をもらった。
出所は。
こないだ買ったばかりのAGGこと。
iシェアーズ コア 米国総合債券市場ETFだ。
0.24ドル。
30円くらいだけど。
毎月もらえる。
売却しなければ。
死ぬまでもらい続ける。
買い方は。
いつもとおんなじだ。
買ってもいいかな。
というお値段で。
指値注文を入れる。
寝てる間に。
注文が成立したり。
しなかったりする。
米国と時差があるのは。
ありがたい。
買えるといいな。
スヤァ……で済むしな。
起きてから、結果を確かめる。
仕事があるので。
夜更かしはしない。
コロナショックで
大暴落してたときも。
フツーに寝ていた。
猟師で言えば。
罠猟みたいなカンジだ。
獲物を追って。
野山を駆け回ったりはしない。
果報は寝て待てだ。
97.5ドル、97.0ドル、96.5ドルと。
0.5ドル刻みで。
指値注文した。
放っておいたら。
8月初めに、3口買えた。
合計4口。
来月の配当金は、4倍だ!
……といっても、120円くらいだが。
AGGを。
50万円分くらい購入すれば。
月々1,000円くらい振り込まれる。
500万だと、月1万円。
5,000万だと、月10万円だ。
高配当の株式に投資すれば。
配当金は倍くらいになるけど。
その分、リスクも高くなる。
比較的安全で。
毎月もらえるのと。
配当金は高いけど。
それなりにリスキー。
どっちを選ぶは、好みの問題だ。
若いときに。
1万円ずつ。
S&P500の投資信託を積立てて。
20〜30年置いとけば。
400〜500万くらいになるはずだ。
老後のことを考えると。
株式よりも。
リスクの低い債券にシフトする方法もありだ。
あと、退職金だな。
まとまったお金があると。
投資は、かなり有利だ。
だけども。
退職後に投資デビューして。
失敗したら。
大変だ。
失敗しなくても。
投資したてのときは。
上下する株価への耐性に身につくまで。
時間がかかる。
投資額が、多ければ多いほど。
一喜一憂度が高まる。
メンタルが強靭でない人は。
株式は少なめ。
債券多めにしといた方が。
いいかもしれん。




