第百三十五話 かかりつけ医とは……
お読みくださり、ありがとうございます。
コロナのワクチン接種に行ってきた。
今回は、集団接種か個別接種か選べる。
個別接種可能な医療機関に。
近所の内科が含まれていた。
かかりつけ医でなくてもOK!
ここにしよう。
本来なら、かかりつけ医に行くべきだが。
先生が天に召されて。
閉院になった。
それ以来。
かかりつけ医が決まらない。
健康だから?
違う。
若かりし頃は。
毎年のように、風邪をひいていた。
かかりつけ医にも。
よくお世話になったものだ。
大人の階段をのぼって行ったら。
風邪が、治らなくなった。
完治するまで。
一ヶ月以上かかる。
その経験から、学んだ。
絶対に、風邪はひいちゃいかんと。
風邪をひきそうなときは。
何もかも捨てて。
早く寝る。
水分を多めに摂って。
ハチミツをなめる。
あらゆる手段を駆使して。
風邪を回避しまくった結果。
医者にかかる必要がなくなった。
近所の内科は。
インフルエンザ専門と決めている。
通ったのは。
2回。
インフルで。
土曜日と月曜日に行った。
患者がいない。
ひとりも……
こんなことは前にもあった。
シン・ゴジラを観たとき、貸切状態だったし。
バスに乗ったときも……
ポジティブに考えよう!
誰にも感染させずに済んでよかった、と。
久しぶりの来院。
はじめて、他の患者さんを見た。
数人くらいいて。
ほっとする。
そう。
ここはホスピタル。
患者がいるのが当たり前。
持参した本を読もうとしたら。
すぐに呼ばれた。
検温ですね。
検温終了後。
即接種。
待ち時間ゼロ。
他の患者さん。
すっ飛ばしていいんですか!?
接種後にわかった。
先客の方々も。
ワクチン接種だった。
待機時間が過ぎると。
去って行った。
実のところ。
接種するには予約が必要だったのだが。
そんなことも知らずに。
出かけて行った。
アポなしでも。
対応してもらってありがたい。
本人確認書類を出そうとしたら。
スルーされたけど。
いいのかな。
いちおう診察券があったはず。
通院から3年経つが。
かかりつけ医ってことで。
良いのだろうか。
とりあえず。
この内科のお世話にならないように。
気をつけよう。




