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グラトニーのアトリエ

8話目です♪

やっと錬金術らしい事が出来るw


僕達はあの後普通にご飯を食べ終えた。

そして今僕達は薄暗い場所で階段をひたすら降りている、

どこに通じてるかグラトニーに聞いても「まぁ見てからのお楽しみだ」と言って教えてくれない。

それから更に歩くこと約10分僕達の前に扉が現れた。

「ここが目的の場所だ、さぁ入るぞ」

と言ってグラトニーは中に入った、それを見て僕は置いていかれまいとグラトニーの後を追った。


中に入ると少し薄暗いがそこはザ・研究室って感じの部屋だった

部屋には実験室とかでよくあるフラスコやビーカーらしい物やよく分からない実験器具まである。

「ここは錬金術に必要な道具や素材があって、俺はアトリエって呼んでる」

「アトリエ…なんで僕をここに?」

「そりゃお前に錬金術をしてもらうために決まってんだろ?筆記テストの次は実施テストだ♪」

と言ってグラトニーニカッと笑った…おっさんのスマイルとかいらない…。

でも僕は思いのほかどうようしてなかった、むしろ錬金術が出来ると聞いて少し…いや凄くワクワクしている。

「分かったよ…で、僕は何をすればいいの?」

と言うとグラトニーは少し悩んで。

「そうだな…お前には上級()()の錬金術をやって貰う」

上級…確かに本の内容は全て覚えている、でもその内容を紙に書くのと実際にやるのでは全然違う…でも不思議と不安は感じない、別に自信過剰な訳でも無ければ油断、傲慢って訳でもない。

不思議と出来ると感じてしまう。

「あぁ、それと渡しておきたい物があるんだ」

そう言って渡されたのは1冊の本だった。

そしてその本の表紙に書いてあったのは

「超級錬金術…」

「じゃ何をやるか決まったら言ってくれ」

そう言ってグラトニーは近くにあった椅子に座りどこから出したのか本を取り出し読み始めた。

「マジか…まぁとりあえずこれ読んでみるか…」

僕はそんなグラトニーに唖然しながらも手元にある本を読んで見ることにした。


それから数分…

僕はあの後超級の本を読んでいた、率直に言うと凄かった、何が凄いってまず難易度が高い上級の錬金術とは比べ物にならない。

そして危険度も段違い、上級の奴で最も危ない奴でも腕や脚が吹き飛んだりするだけなのだが(もちろんそれでも十分ヤバいが)超級だと失敗したら普通に死ぬらしい。

中には魂の消失なんて言うよく分からないヤバさのやつもある。

だがもちろんメリットも大きい例えば超級錬金術の中に『黄金生成』という物がある。

錬金術は砂を金にも変えると言う言葉が有るがこれはまさにその通りで、素材を丸々金に変えてしまうというシンプルだがすごい錬金術だ、しかし失敗すると素材だけでなく周りのものも金にも変えてしまうという…その昔この錬金術に失敗し村ごと金に変えたしまった錬金術士が居たらしい、もちろん村の家畜や村人もすべて金にも変わってしまったらしい。

説明の通り超級錬金術はハイリスクハイリターンなのだ。

そして僕はそのハイリスクハイリターンな超級錬金術をやろうと思ってる。

僕がやろうと思ったのは『人体錬成』と言う物だ、これは少し特殊で難易度、危険度、結果、これら全てが素材によって変わってくる、なぜこの錬金術を選んだかというともし上手く行けば僕の夢と言っても過言ではないある事が叶うかもしれない錬金術だからだ、最初見つけた時は嬉しさで舞い上がりそうだった。

「グラトニー何するか決まったよ」

僕がそう伝えるとグラトニーは読んでた本を閉じて。

「そうか因みに何をするかは」

「内緒で」

「…了解、素材はあの部屋の中にあるから自由に使ってくれ」

そう言われて僕が目にしたのは、大量の素材だった、石や何かの部位、肉塊、とにかく色々あった。

「これ全部自由に使っていいの?」

「あぁ、お前のやりたいようにやっていいぞ」

と、グラトニーの許可が貰えたので僕は部屋に入り素材を探しに行った。

そろそろ女の子に…

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