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友達はチート……友達は

3話です!

なんか友達が良いの当てるのって複雑な気分ですよね…




あの後吉村は「やっぱり魔王に苦しめられてる民を見捨てることは出来ない!!!」とかほざいてここに残った、まぁ明らかにルーシアさんにいい所を見せたいだけだと思うが。


「ではこれから鑑定の儀を行う、皆の者ついてきてくれ」


と王様に言われ俺達は先ほど広間より少し狭い場所に連れてこれらた、そこには5人の男女と5つの水晶があった。


「今から行うのは鑑定という物で君達の職業やスキルを調べる」


うむ、つまりド〇クエとかで言う戦士や僧侶とかの奴か、ここで勇者の職業やとんでもないスキルとか当てて異世界チート系になるんだが正直俺はそう言うのは求めてない、もしそんなものを引き当ててしまったらほかの人たちからのプレッシャーが凄そうだし練習量も他より多そうだ、そのせいで自由時間が削られるのは絶対に嫌だ、だから俺が目指すのは後方支援系の味方を癒したり、バフを掛けたりする職業だ、そっちの方が楽そうだし。


「ではさっそく鑑定を行うやり方は簡単だ、ただ水晶の前に立つだけでいい後は鑑定士達がやってくれる、では一人づつ好きな水晶の前に立ってくれ、鑑定が終わった者は奥の部屋に入って待っててくれ」


と王様が言うとさっそく5つの列ができた、そして俺、中村、大吾も真ん中の列に並び自分の番を待つことにした、待ってる途中前から「やった!魔法使いだ!」とか「私は癒し士だった!」

などの声が聞こえるたび俺達も楽しみになって来た。


「信、中村俺達はどんな職業になるのかな」


「分かりませんでも僕は魔法使いみたいな職業がいいですね」


「魔法使いか確かに中村には似合いそうだな、俺はやっぱり前で戦いたいから最前線で戦えるのがいいな、信お前は?」


「僕はお前達ほど戦闘狂じゃないからな後方支援系の職業なら何でも」


と言うと2人は意外そうな顔をした、そんなに意外だっただろうか?


「意外だな俺はてっきり俺と戦闘狂かと思ったよ」


と大吾は茶化すように言った、てか俺は別に戦闘狂でも何でもないよ、中村まで何頷いてんだ!

俺達が雑談していると、とうとう中村の番がやってきた。


「中村がんば!」


「魔法使いだといいな」


「はい、では行ってきます」


と言って中村は水晶の前まで行ったそして鑑定士さんが何かの呪文を唱えると水晶が急に強く光だしそして………パリン!!!


「!?いったいどうした!」


「これは…まさか!」


え?何事?何かトラブったのか、先ほど呪文を唱えていた鑑定士さんが急いで王様の耳元で話をしだした。


「なに?それは本当か?」


「はい、本当ですしかも……」


「ほう、それは朗報だ」


どうやら王様の表情を見る限り悪い話では無さそうだ、そして話が終わった鑑定士さんが中村の元に元に行き


「中村様あなたの職業は大賢者ですしかも大賢者の知恵、極魔法、全魔法適正などの強力なスキルを持ってる」


……どうやら中村はめちゃくちゃチートらしい

まさか自分の友達がチート系キャラになるとは驚きだ、まぁ1番驚いてるのは本人なんだけど。


「えーと、僕が大賢者?それってすごい魔法使いって事?」


「すごいなんてもんじゃありませんよ!とりあえず詳しい話は奥の部屋で」


といい中村は奥の部屋に入ってしまった、その時中村は小さくガッツポーズをしてたのを俺は見逃さなかった、表面上は冷静だったけど本当はテンション上がってるなあれは。


「すげぇ大賢者だってよ」


「羨ましいな」


「俺もめっちゃすげぇの当ててやるぜ!」


「お前は無理だよ」


などとみんなが中村を目で追って話していた、どうやら中村が大賢者を当て羨ましいがったりやる気を出したりしてるものが居るようだ、そして約1名こっちにもやる気を出してる人が…


「よっしゃ次は俺の番だぜ!」


「すいません水晶が割れてしまったので少々お待ちください」


「あ、はいすいません」


こんな大吾は珍しいな、やっぱりそれほどに異世界転生は嬉しかったようだな、まぁ俺も同じだ早く異世界生活を満喫したいぜ。


「お待たせしたお次の方どうぞ」


「はい!じゃ行ってくるわ」


「おう行ってこい」


そして大吾は水晶の前に立ち鑑定士さん呪文を唱えたするとまた水晶が強く光だし……パリン!!!

なんかデジャブ…


「…え?」


「…お!」


また水晶が割れ鑑定士さんは唖然とし大吾はもう既に顔がにやけている。


「…勇者」


「え?」


「ザール王!勇者が現れました!」


……どうやら俺の友達はチート系主人公になったみたいです……

次回信の職業が明らかに!!(あらすしでもう言ってます)

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