表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/56

男って馬鹿だと思う……

2話目です!

信が女の子になるのはまだかかります…

早く女の子になれー*☆―⊂(・∀・´∩


誤字修正

特訓の成果の成果→特訓の成果



「という事だ」


僕達は王様から話を聞いた、王様の話を要約すると


・魔王が攻めてくるらしいから倒して欲しい


・魔物も来るからこの国も守って欲しい


・でもまだ君達は弱いから約1年ここで特訓して欲しい


・その間衣食住はこっちで負担するから心配は無用だ


・もし魔王を討ち取れば大金とできる限りの願いを叶えてあげよう


まぁこんな感じだ。


「分かりましたですがそんなに直ぐに決められる事でもありませんですから少しだけふ時間をください」


「分かった、それと先ほど元の世界に帰れないと言ったが魔王は時空間魔法を使うと言われているそれを使えばもしかしたら元の世界に帰ることが出来るかもしれん」


それを聞いた皆は明らかに顔色を良くした者や喜んでる者もいる。


「まずみんなの意見を聞きたい、この話に乗ってもいいと思う人は手を挙げてくれ」


と大吾が言うと10人が手を挙げだ、ちなみに今ここにいるのは30人、つまり3分の1が賛成ってことだ、勿論その中には俺、中村、大吾も入ってる


「10人か残りの人は反対って事でいいのかな?」


と大吾が言うと1人が手を挙げ


「反対って言うかまだ私達は状況の整理がついてないし、それにあの爺さんの事信じて大丈夫なの?」


花満さん、うちのクラスのまとめ役だ見た目や言動はギャルっぽいが皆からの信頼もあるし意外と真面目な人だ。


「確かに花満さんの言うとうりだ、でも僕は大丈夫だと思う、もしあの人が酷い人だったらあんな態度は取らないと思うしそれにやろうと思えば無理矢理にでも出来たはずだ、でもそれをしなかった、少なくてもあの人は大丈夫だと思うけど」


「うーんでもな〜」


まぁいきなり見知らぬ人を信じろって言われても無理だよな、しょうがない助け船を出すか。


「王様一ついいですか?」


「む?なんだ話し合いは終わったのか?」


「いえ一つお願いが、私たちがここにいる間数ヶ月に一度ここに残った者に金貨10枚ほど頂きたいのです」


金貨、よくラノベとかなどに出てくる通貨だ一般的には1万円から10万円ぐらいの価値があるこの世界でもそうだといいけど。


「ふむ金貨か…なるほどそうゆうことか」


凄いな僕の言いたいことが分かったようだ、つまり僕がしたいことはクラスの奴らを金で釣る


「金貨?なんですかそれは?」


と大吾が言った、分かってるくせに白々しいだがナイスプレーだ大吾もどうやら大吾も俺のやりたいことが分かってるみたいだ。


「金貨とはこの世界の通貨、つまり金だ、この世界には銅貨、銀貨、金貨、王貸がある、そして金貨は普通に暮らしていれば約2ヶ月、節約すれば4ヶ月ぐらい暮らしていける」


「金貨一枚でですか!?それが10枚…」


「おいおいマジかよ…」


「俺、この話に乗ろうかな」


「俺も」


「やばくなったらそのお金で逃げれば良いしね」


「もしかしたら帰れるかもだし」


と大吾の大袈裟な芝居のおかげで金貨の価値が分かったようだ。


「よかろうここに残り勇者として過ごすものに数ヶ月に一度金貨10を軍資金として贈ろうそして4ヶ月に1度特訓の成果を見るため模擬戦を行うそしてその順位準じてに金を追加で贈ろう」


なるほどこれで金だけもらって特訓をサボろうとする奴はいなくなる訳だ。


「さてもう一度聞こうここに残って勇者になるかそれともこの世界で自由に暮らすか、こっちを選んでも金貨を10枚渡そうしかしその後の事は私たちは責任を負わない」


さて後は俺がみんなの背中を押すだけだ。


「俺はここで特訓します」


「俺もやるよ」


「僕もやります」


俺、大吾、中村が手を挙げて宣言する、するとそれに続けてクラスのみんなも参加しだした、1人を除いて。


「お前はどうするんだ?吉村」


「あ?俺は降りるに決まってんだろ特訓なんてそんなめんどくさい事するか貰った金で好きさせてもらうぜ」


「そうかそれは残念だ、誰かあやつに…」


とそこにトントンと音がなりその方向を見ると扉が開き1人の少女が入ってきた。


「失礼しますお父様」


「ルーシアかいったいどうした?」


「少し心配になって様子を見に来たんですがどうやら憂鬱でしたね♪」


と急に来たお姫さまルーシアさんが笑顔でそう答えた、と後ろからヒソヒソと声が聞こえた


「おい、なんだよあの娘超可愛くね?」


「それな、後で話しかけてみようかな」


「辞めとけお前じゃ無理だ」


「訓練頑張ったら話しかけてもらえるかな」


「それだ!よし俺めっちゃ頑張ろ」


男って単純だなーって思うまぁ確かにルーシアさんはすごい可愛い恐らく俺が見てきた女の人の中では1番だ、だがあいつらは分かってない可愛い女の子ひとりじゃなんの意味もないんだ!二人以上居ないと百合にならないじゃないか!可愛い女の子1人で何が楽しい!男女で居て何が楽しい!


「おーい信ーおーい」


「…ん?どうした大吾」


「いやボーってしてたから大丈夫かなってまたどうせくだらない考えてたんだろ?」


「下らないこと?HAHAHA!君には百合についてもっと教えなければ行けないようだね」


「まぁまぁ落ち着いてくださいその話なら後で聞きますら」


「HA☆NA☆SE中村!俺はこれからやらなければならないことが…」


「ちょっと待ってくれ!!」


全く誰だよせっかく俺が百合についてこいつらに教えようとしてたのに…吉村でした、なんだ?あいつ急に叫びやがって。


「君はルーシアさんって言うんだね初めまして僕は吉村健ここに呼ばれた勇者だ」


「は?」


それは誰の声だったのかはたまたクラス全員の声だったのか今は分からない、ただ今わかるのは


「王よ私はここに残り憎き魔王をこの手で倒して見せますだから見ていてくださいルーシアさん」


やっぱり男って馬鹿だな。

女の子の前で凄いカッコつけようとする男の人って居ますよねw

個人的にはこういうキャラは凄い好きです♪

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ