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苦手な方はご注意ください。

200文字小説

晴天の傘(200字)

作者: オリンポス

 タワーマンションが立ち並ぶ都心の一角。

 俺はここで不思議な光景を目にした。


 空は雲ひとつない晴天。

 しかし道行く人は皆、傘を差している。


 何かを警戒するように。


 通り雨でもくるのか?

 慌ててお天気アプリを起動する俺。

 その頭上に、ある物が降ってきた。


 スマートフォンのお天気アプリが、今日の天気を告げている。

『本日の、お天気は、晴れ、時々、生卵、が、降るでしょう』


 無機質なその機械音声が。

 俺が最期に聞く言葉になった。

高学歴の大学生が、生卵を30個近くマンションから投げる事件がありました。


社会関係が希薄だったためか、はたまたストレスが原因なのか……。タワーマンションでは世帯数が多いため犯人の特定が難しい状況にあります。


みなさんもその付近にお出掛けになる際は、くれぐれもご注意を。

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