表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
艦載機  発艦せず!  作者: 佑雫
3/4

第2艦 出港

「F○N昼のニュースの時間です」

アナウンサーが礼をした後に

カメラがズームアウトをして

今日のコメンテーターの挨拶が

終わった後

「トップニュースです。本日、

ジャパンシップヤード横浜工場で

最新護衛艦が命名・就役式を行うそうです。」

「それでは中継が繋がったそうです

それでは呼んでみましょう現場の佐藤アナー」

アナウンサーは紙をチラチラみながら読み、

中継に後を渡した

「はい、佐藤です。今居る場所は横浜工場に居ます。

この後ろにある船が本日、命名・就役式が

行われた後に新たに編成される艦隊に配属される

新型護衛艦です。この後、13時20分から

防衛大臣の下、行われる模様です」

佐藤アナは、大勢の人の中に居たため、

子供がピースなどをしていたり一般人が報道カメラに

関係なく船体をカメラで撮影しているもの

が居たがそんなことは関係なく中継を続けていたが、

限界を感じスタジオに戻した。


13:00 ジャパンシップヤード横浜工場 正門


正門から防衛大臣・政務官を乗せた黒色の車が

白バイ隊員を警護につけて入門。

その後に続いて、、海上幕僚監部関係者、

防衛装備庁関係者の車が入門して行った。

入門確認後関係者同士で話し合いを行い

ドックへと向かっていった。


13:20 横浜工場内ドック


前代未聞なことがこの命名・就役式は予定通り行われ

今後の艦に大きな影響を与え世界中に発信されるだろう


「本艦は、シュタイン計画を基に作られ

2年前に進水式を行いましたが命名はされて

いませんでしたが船体には刻まれていますが

正式に本日命名されます。」

工場内のある場所で海軍広報が放送で言った後に

海上幕僚監部の案内により

防衛大臣がマイクの場所に着いた。


「本艦をあしたかと命名する

防衛大臣小寺雅彦」

小寺防衛相が艦を命名した後、

工場長が『カラン..カラン』と鐘を鳴らし

あしたかは汽笛を鳴らしながらバックをしていく時に

軍艦行進曲が流れ拍手が沸いた。


13:54 横浜工場 岸壁


岸壁に移動した後、小寺雅彦防衛大臣に対し

栄誉礼が行われた。


防衛相と社長がお互い向かい合って

「護衛艦『あしたか』をお引渡しいたします。

ジャパンシップヤード株式会社代表取締役社長

高瀬純一郎。防衛大臣小寺雅彦殿。」

「護衛艦『あしたか』を授与いたしました。

防衛大臣小寺雅彦。ジャパンシップヤード株式会社

代表取締役社長高瀬純一郎殿。どうもありがとうございました。」

両方は礼を行い引渡しの小寺防衛相は紙を高瀬社長に渡した。

社旗降下を行われた際に

ジャパンシップヤード株式会社の社歌が曲で流れた


社旗降下が終わった後、海軍旗授与に移った


海軍旗は小寺防衛相から浅井艦長に渡され敬礼を行った後、

後ろで待機していた副長に渡し、

お互い敬礼をし、副長以下の乗組員は乗艦を始め

乗艦している時、軍艦行進曲が流れた。

 艦長が乗艦する時に船内から独特の笛の音にあわせて

乗艦を行い防衛大臣も乗艦をした。


後部甲板上にてラッパ演奏の『君が代』に合わせて海軍旗掲揚を

行われ乗組員は捧げ銃をしていた


防衛大臣による訓示が行われ

「本艦は、国防海軍としては最大規模であり62,000t型護衛艦として

本来できなかった艦載機を載せることができる国内初の護衛艦で

新たな国防に期待したい 防衛大臣小寺雅彦」

小寺防衛相は甲板上にいる全員に聞こえるように大きな声で

気合が入った声で言った。

艦長と副艦長は花束贈呈をし


「我々は国防海軍最大、最新鋭の護衛艦の初代乗組員と艦長として

誇りとしこの護衛艦が十分に発揮することを努力するつもりであります

これより本艦は出港をし国家防衛の任務に付きます」

 これから出港するんだという意識を持ちながら

艦長は挨拶をした


艦橋から最初の出港ラッパを鳴らし

離岸を始めて数分後に、軍艦行進曲が流れ

乗組員は帽子を振っており、曲は蛍の光に変わり

陸にいる海軍関係者、工場関係者がヘルメットや

帽子で振り見送った。


14:24 横須賀


『あしたか』と編成を組むため全国に散らばっていた

艦船が横須賀に集まり、あしたかの寄港を待っていた。


15:10 横須賀港


あしたかの横須賀到着により第7護衛隊群の編成式が

行われた。


第7護衛隊群副指令が壇上の上で話し出した

「これより第7護衛隊群編成に伴い各艦の紹介をいたします」

「左から

旗艦: DCV-195 あしたか

DDG-192ふるたか

DDG-197いぶき

DD-115あきづき

DD-143しもかぜ

DD-148しらぬい

SS-508えんりゅう

SS-510しんりゅう

AOE-526 さがみ

AOE-529 あさご

以上でございます。」

第7護衛隊群の全艦の紹介の際に各艦の乗組員が帽子を振っていた。

「続きまして第7護衛隊群司令の挨拶でございます」


「この最新鋭艦が勢ぞろいをした護衛隊群は国際情勢の不安感

そして国民の期待がこめられたものであるため各員気合を以て

取り組んでもらいたいそして今回、新たな旗を追加することを

防衛大臣からこの護衛隊群に許可が出た」

司令は指示を出し補佐官が旗を壇上の上で広げた

誰もが見たことがある旗が広がっていた

「Z旗である。これを使うことが決してないことを

思い話とする。第7護衛隊群司令 冨澤恒夫」

司令が言葉と礼が希望の光と思わせるものであった

のかこの時は、まだわからない


「各員!乗艦始め!」


乗艦合図のもと各艦の

副長以下の乗組員は乗艦を始め乗艦している時、軍艦行進曲が流れた。

その後、最後にあしたか副長以下の乗組員が乗艦を始め

艦長が乗艦する時に船内から独特の笛の音にあわせて乗艦を行い

護衛隊群司令は『あしたか』に乗艦しマストに海将補旗が掲げられた。


艦橋から最初の出港ラッパを鳴らし

「出港!」

号令の後、離岸を始め軍艦行進曲が演奏された

乗組員は帽子を振っており、徐々に前進すると

曲は蛍の光に変わり陸にいる海軍関係者は帽子で振り見送った。


横須賀港を出発したのは15:25分であった。


15:13 厚木基地 第15空母航空団


「2尉、お前から見たこの船はどう思う?」

上官がテレビをずっと見たいた2尉に質問をした

「私が見たところですと始めての着艦ですので

多少の失敗は覚悟をしたほうのがいいかと

そしてあの艦の艦長はここの部隊出身だそうです」

2尉は上司である1尉に首を傾けながら答えた

「どこからそんな情報を!いやいやお前はそういう

情報を集めるのが得意だったなすまんすまん」

「いえいえ、勝手に謝ることはしないでください」

2尉と1尉の会話は大きくなっていき時間を見れば

出発10分前であった

「2尉、話をしている場合ではないぞ早く仕度をしなければ

また、怒られるぞ」

「はっはい今すぐ向かいましょう」

二人はドアを力強くこじ開けて廊下を走って行った

「廊下は走るな!」

「すっすみません」

佐官の人に怒られていても走った


15:30 厚木基地 格納庫前


「これより護衛艦『あしたか』に着艦するためのコースを

説明をする。まず、この地図を見てもらいたいこの地図の

中央の下に東京湾出口があるこの出口から南に30km

洋上で着艦を行う」

団司令が後ろに東京湾とその近辺の地図を張り説明を

マイクを持ちながら棒で示しながらやった。

「これから8分後に離陸を開始する。パイロット、整備員

は最後まで気を抜くんじゃないぞ」

副団司令が司令の後に続いてしゃべったため緊張がより大きくなり

パイロットは凍りつくような表情に変わっていった

「そんなに緊張した表情をしないでくれ」

基地司令の側近である人物が小さな声で言ったのだが

小さな声が通るほどの静けさを作っていた


15:38 厚木基地 滑走路


「これより離陸を開始する」

団司令の号令により『あしたか』艦載機は順番に

離陸を開始、全機離陸完了するまで20分かかった

「隊長機から各機へこれより進路を南に向かい

『あしたか』を目標として行く」

全機が離陸した時の基地はみな帽子を持って

大きく振っていて消防車も万が一のために

待機をしていたが出動するようなことは起きずに

順調に離陸をした


16:00 護衛艦『あしたか』艦橋


「艦長!先ほど15:50に厚木基地から報告があり

全機離陸し、本艦まで後、もうすぐ到着します」

「どうするんですか、艦長」

「着艦要員は、今すぐ、準備に取り掛かれ一秒も

時間ロスをするな!」

船務士が副長に報告をしそれを艦長は外の風景を

見ていたが副長に首を回して答え指示を出した


「あっあれが最新の艦載機か、でっかいもんだ」

「そんなにジロジロ見るな危ないだろ」

「ロープは張ったか?」

「はい、貼りました」

「よし全員下がれ、客のご到着だ」

着艦要員の班長と班員はすぐそこまで近づいていた

機体をて作業をしていなかったのを見ていた班長が

激怒に近い状態で注意をしていても作業は続行され

ギリギリで作業を終えた


16:10 護衛艦『あしたか』 甲板上


「隊長機、着艦します」

着艦要員の一人がそう言うと船体の後方から近づき

熟練の艦載機パイロットのように着艦を成功し

その後に続いてた機も着艦していった

全機が着艦し終わった後、船体に格納するために

手間取ってしまう部分もあり不安が残ることに

なってしまったが何事も初めての挑戦なので

大目に見てもらうことにした

団司令が艦長に挨拶を行うため艦橋に登ってきた


16:15 護衛艦『あしたか』 艦橋


「全機、着艦を確認。 本日づけでこの艦に

お世話になることが決まりました

航空団司令 渡海繁です。よろしくお願いします」

「ご苦労、航空団司令まぁゆっくりとして下さい」

「しかしお若い艦長だ...」

「そうですかな?はっはは」

航空団司令と艦長との立ち話が始まると思ったが

両方忙しいため二人による話はまた後になった。

話が長々続き気づけば16時半だった


「艦長、長話はそのあたりにしてついにあのことを

話そうではないか」

群司令は椅子から立ち艦長の肩を叩いた

「すみませんでした。群司令、全艦に合図を出します」

「よかろう」

浅井は無線機を片手に持ち真剣な眼差しをしていた

「本艦はこれより実動演習を行うため南鳥島近海へ

向かう」


新型護衛艦『あしたか』を旗艦とする

第7護衛隊群は実動演習を行うため南鳥島近海に舵をきった

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ