2話
ボクは倒れてからどうなったのでしょう!!
目が覚めると僕の部屋だった。見慣れた何の色もない薄暗い部屋。
誰かいる。
「お、目が覚めたかぁ」
小暮先輩だった。
「な、なんでボクの部屋に?」
まだ、いまいち頭が回らない。
「ばーか。倒れたんだよ、急にな。それにおまえ友達いないだろ?」
最後のは余分である。まぁ確かにいない。
「今まで聞かなかったが、おまえに友達がいないのと、倒れたの関係あるんじゃねーの?」
不意に聞かれた質問に、心臓を直接にぎられたような感覚に陥った。息が苦しい。汗が止まらない。
「なんかあるみたいだな・・・悩みなら聞くが、おまえのその反応は明らかに変だな。」
「きっ・・・聞かない方がいい・・・少しひとりにしてくれ・・・」
それがやっとだった。
小暮先輩は出てくれた。そのとき何かつぶやいているようにみえたが、今のボクにはきこえない。
もうあれは、いやだ!思い出したくもない!忘れたいのに忘れられない!
そんなとき携帯が震えた。
[大丈夫か?メールなら打てるか?]
すぐにへんじを打った。
[嫌な夢みただけだ。心配いらない。ボクの部屋に来てくれ。話したいことがある。]
送ってすぐにボクの部屋に人がきた。もちろん小暮先輩だった。
どうも柚子胡椒です。
ごめんさい!諸事情によりずいぶん短いです!
そしてこれからもよろしくお願いします。気に入ってくださった方は、ぜひお友達に紹介してください。
それではまた次回会いましょう!