警視庁怪異ファイル 調査聞き取り報告書 X-001 猫の首路地
なるべく一般向けのホラー小説になるよう頑張りました。
■報告書 X-001
名称:猫の首路地
報告者:荒巻吾郎
危険度:D (潜在的危険) / 対処済み
[概要]
19XX年の災害を起因とする警察部署の再編により今回からX号001番として記録していく。
某市内の高校の通学路の一部、生徒が裏道として使用していた通路に発生。
動物に追いかけられ、路地を先に抜けられると首がすげ変わるという噂が蔓延。
―――――(略)
恐慌状態とみられるA高校の生徒を確認。
機関により該当の地区および、被害者の隔離処理を提案される。
却下。
調査の結果、具体的な被害者は確認できず。
一部の地区が異常化するケースが確認され機関の進言もありX号事件として扱ったが、実害はなく学校に怖い噂が広がったことによる集団ヒステリーに近い物と思われる。
―――――(略)
[所感]
そも、被害者は学生たち子供だ。
彼ら彼女らに対する処理は人道的見地から許可できるものではない。
今回のことは思春期の少年少女が見た青春の幻のようなもの。
仲間と一緒に不思議な体験をできたと、大人になった時に思い出となっていることだろう。
―――――(略)
◆
その日も放課後にボク、音無恒一は学校で友人とくだらない話に花を咲かせていた。
「聞いてくれよ恒一~。
これは本当にあった話なんだって!」
「いや、本当にあったら、噂にもならないんじゃないかな?」
隣の席の友人がボクに話を聞いてくれと絡んできた。
毛深い彼の顔がボクの頬に当たりちくちくする。
話の内容はよくある怪談、たまに流行る出所不明の噂話だ。
「なんだっけ? 路地裏で声をかけてくるお化けが追いかけて来て、追いつかれると死んじゃうんだっけ?」
「違うよー! 全然違うよー!!」
友人は大げさに身振り手振りを交え、時折ハァハァと息をつきながら、ボク相手に自身が仕入れて来た噂話を語るのだ。
「ほら、学校の通り道にさ、近道あるじゃんね」
「うん、ボクも…というか遅刻しそうなときはみんな使ってる道だよね」
「そうそう、そこでさ、夕方にさ、動物の声がするとさ、追いかけて来るんだよ」
「え~とどういうこと?」
要領を得ない友人を適当に相手をしながら、手元で宿題を進める。
宿題は学校にいる間に済ませるのが一番無駄がないのだ。
「っていう話なんだよー!」
「うんうん、凄いね」
友人は要領を得ず無駄に長い話を吐き出して満足そうだ。
彼の語った怪談・噂話はこうである。
曰くネコの首路地。
学校の生徒がよく使う路地。
黄昏時にそこを通ると”いつもとは違う路地”に迷い込んでしまうというのだ。
その路地は一本道だが、周りからは猫たちの鳴き声が響き渡る。
足を踏み入れた人間は後ろからの声に振り向くと動物の悪霊に襲われるのだという。
そして悪霊に路地を先に抜けられた場合はその人間は悪霊に体を入れ替えられ、動物の体に人間の首を挿げ替えられ、悪霊は人間の体を貰っていくのだ。
路地を抜けた悪霊はそのままその人間を乗っ取ってしまい、周りの人間はそのことに気が付くことはなく、体を奪われた人間は人面動物として一生を過ごすことになるのだ。
そんなネットを探せば転がっていそうな怪談話。
確かにあそこは野良猫が多いので、猫のにゃーにゃーと叫ぶ声はよく聞こえる。
学校に遅くまで残っていたら、そんな怖い話でも思いつく人がいてもおかしくはない。
「それじゃあ、入れ替わられても誰も気が付けないなら、噂にもならないんじゃない?」
「そうだよなー、オレが入れ替わってても誰も気が付かないよなー」
「この学校のみんなが通っている訳だし、本当ならもっと大事になってるんじゃない?」
「それもそうか…。
じゃあ、オレは部活に行ってくるよ!」
そう言って友人はその毛深い顔を手で拭うと、頭の上の耳を動かしながら元気に去って行った。
ボクも彼の話を聞くために、学校に残っていただけなので、荷物を鞄にまとめる事とする。
「音無君! もし良かったら帰りに私と一緒にネコの首路地に行ってくれない?」
自分の席で帰り支度をしている時に、座っているボクの上から声がかかった。
ボクが顔を上げると可愛らしいシュシュとヘアバンドでまとめている、丁寧に手入れをされた腰まで届く亜麻色の髪が目に映る。
年頃の女の子らしくよく手入れをしたのだろう白い肌におっとりとした目元。
クラスメイトの姫野詩織がボクに声をかけてきた。
◆
「付き合ってもらってごめんね、音無君」
「いや、ボクも帰り道こっちだし気にしないで」
ボクたちは帰りの支度をして学校を発ち、ネコの首路地に向かっていた。
なんでも姫野さんの飼っている猫が家から脱走してしまったそうだ。
ずっと家で暮らしていた猫で、チラシを配ってまでその迷い猫を探していたのだという。
それに運の悪いことに姫野さんの仲の良い友人達は、部活や委員会の仕事で今日は忙しく、それなら顔見知りで帰り道に猫の首路地を通るボクに声がかかったのだ。
「それでその猫ちゃんがこの辺りにいる…と」
「うん! あの子を見たって人が教えてくれたの!
ネコの首路地には猫さんたちも集まっているみたいだから、もしかしたらそこで暮らしているのかも」
「ずっと家でご飯を貰っていたのなら、野生でやって行けるか心配だものね」
「そうなの、早く見つけてあげないと」
そういって姫野さんはボクに街で配っていたというチラシを見せてくれた。
そこにはいかにもお金持ちが飼っていそうなモコモコして気難しそうな猫の写真が写っていた。
飼い猫を思い心配そうにする姫野さん。
クラスの男子からも人気が高く、こんな時の憂い顔すら可愛らしい。
「あ、こっちが猫の首路地の方だね」
「へー、この路地裏に入るんだ」
路地に入る前にふと、先程友人が話していた馬鹿な話を思い出す。
ふと嫌な予感がして周りを見渡すと、ボクらの後ろの方にも普通に同じ学校の生徒がこちらに歩いて来ているのを見かけた。
「うん、変なところに迷い込んだ訳じゃないみたいだね」
「音無君学校の噂信じてるの?」
姫野さんが愉快そうににんまりと笑う。
口元を手で隠している所が彼女らしい所作だ。
少し恥ずかしくなったものの、最初の目的を思い出して足を進める。
「じゃあ、行こうか。
確かこっちの方にいつも猫たちが集まってたと思う」
「うん、あの子が居てくれると嬉しいんだけど」
そう言ってボクと姫野さんは二人で路地へと足を踏み入れた。
見上げた空は夕方に差し掛かり赤く染まっていくところ、いわゆる黄昏時というやつだった。
◆
にゃー。
路地に入ってすぐ、路地の脇に猫たちが居るのが見えた。
歩いている猫、寝転ぶ猫、こちらをチラリと見てから物陰へ走る猫。
そんな猫たちの一匹を見た姫野さんが駆けだした。
「ミケ!」
地面に川の字にビローンと寝転がっていた猫の一匹が姫野さんに気が付くと、ゆっくりとした動作で起き上がって姫野さんを迎えた。
まるでようやく迎えに来た執事に、やれやれようやく来たかと対応するお姫様のようだ。
「もーう! 心配したんだよミケランジェロ!
周りの子達にご飯を分けて貰ったのかな?
帰ったらまずは病院に行くよー!」
そうか、その猫の名前はそんなんなんだ。
美術家とか彫刻家になったら大成しそうな名前である。
猫と戯れる姫野さんを見てなごんでいると後ろから猫の声というには酷く濁り、人の声というには獣過ぎた声が響き渡った。
ギギャアアアアアッ!!
驚いてびくりと体を震わせる姫野さんを横目にボクは後ろを振り向いた。
そこにはボクと同じように後ろを振り向く先程も見かけた同じ学校の生徒の姿が。
「きゃあっ!?」
「―――え?」
「―――うそ?」
その生徒に猫が飛びかかったかと思ったら、生徒の首が体から離れてゴロリと転がった。
ボクと姫野さんの視線がゴロゴロと転がる首に吸い寄せられる。
ぎゃあお!
再び響く悍ましい鳴き声に、その声を発した方を見ると、
そこには。
先程の生徒の体に猫の首を乗せた生き物がヨタヨタと立ち上がる所だった。
フギャアアッ! フギャアアッ!
そしてその足元では人間…先程の生徒の首を乗せた不格好な猫が、自分の体を返せと言うように人間の体の足に爪を立てていた。
「ひっ!?」
「逃げよう姫野さん!」
何が起こったのか分からない。
しかし、このままここにいたら自分たちも同じ目に遭うのではないかという恐怖に突き動かされてボクたちは駆けだした。
「ミケ!」
姫野さんが突然の大きな鳴き声に固まる飼い猫を抱きかかえるとボクらは走り出した。
いつもなら直ぐに路地を抜けれるはずが出口が遠い。
「音無君、この路地ってこんなに長かった!?」
「いつもならすぐに出口に着いてるはずだよ!!」
駆けだしたぼくらの後ろから怒号のように響く鳴き声。
それは猫の物に加えて明らかに猫以外の不気味な声も混ざっている。
見ない方が良いのは分かっていても、ついボクと姫野さんは後ろを振り返ってしまった。
そこには路地を埋め尽くす夥しい数の猫たち――――
「そノからダチョウだEEEEEEEE!!!!」
そして目から血涙を流しながらこちらへ必死な形相を向ける人面の猫たちの姿があった。
「うわああああっ!?」
「きゃああああっ!?」
人間と猫の首が入れ替わるのは先程見たばかりだ。
つまりこの人数の人間の首がすでに…。
◆
姫野さんの手を引いて路地を駆け抜ける。
「クソっ!?」
路地にあるものを走り抜ける時に倒して相手の邪魔をする。
しかし、相手は動物。
器用に障害物を躱し、時には跳ね壁すらも蹴って追いかけて来る。
「はぁはぁはぁっ!」
「音無君、追いつかれちゃう!?」
「ごめん、後はもう走るしかない!」
ボクらの進む先に猫の首路地の出口が見えてきた。
そこまで行けたのなら、ボクらは助かるはずだ。
もしかしたら、ここから逃げても追いかけてこないよな?
――――姫野さんを見捨てたら自分だけでも助かるんじゃないのか?
様々な考えがボクの頭の中に浮かんでは消えていく。
振り返れば、鞄と猫を抱きかかえた姫野さんは明らかに走るのに速度が出ていない。
「こうなったら―――」
ボクは姫野さんの手を離した。
姫野さんが驚愕に目を見開いた。
ボクは姫野さんの手を離した手で、姫野さんの鞄を受け取って全力を出して走り出した。
「ありがとう!」
姫野さんの手荷物が、大切な猫だけになったことで一気に加速する。
抱きかかえられた猫は体中の毛を逆立たせながら固まっている。
フシャァアアアアッ!
追いかけて来る猫の叫び声が響く。
それは遠くから響く声ではなく、もっと近い距離。
ボクの横からだ――――。
「う、うわああああっ!?」
「そんな!?」
間に合わなかった!?
目を離した隙にあっという間にボクらの後ろに迫り、今ボクを追い抜こうとしている!
悲鳴を上げるボクと姫野さんを見て、邪悪に猫が笑った。
路地の出口にボクたちより先に飛び込む猫。
―――悪霊が先に路地を抜けたら体を奪われる。
待ってくれ! このままじゃボクたちまで首を挿げ替えられてしまう!
いやだ、そんな死に方!?
いや、死ぬこともできるのかも分からないのなんて嫌だ!!
「オラッ!」
空中に飛びあがり勝利を確信した猫の顔面を、路地の出口から出て来た足が蹴り返した。
フギャアアアアッ!?
バットに打たれた野球のボールのように後ろに吹っ飛んでいく猫を横目にボクたちは、猫の首路地を脱出した。
路地を抜けた先は夕日が差し込むいつもの街の中だ。
「た、助かったの?」
「そうみたい…」
ボクらはゼイゼイと息を吐きながら、地面に突っ伏する。
「大丈夫か坊主たち」
そんなボクたちに心配そうに声をかける男性の姿がそこにはあった。
草臥れたスーツにうっすらとクマが浮かぶその表情。
全体的に疲れて草臥れたサラリーマンといった風貌の青年。
「あ、さっきの猫たちが来る前にここから離れないと!」
「そうです! 凄い数の猫がこっちに向かっているんです!
追いつかれたら首を入れ替えられちゃいます!!」
「ほーん、そんな噂があるみたいだね。
ところで君たちがさっきまで居た路地はどこにいったのかな?」
「「え?」」
ボクと姫野さんが後ろを振り向くと、そこにはあんなにも長かった路地とおびただしい数の猫の姿は消えていた。
夕日が差し込む路地の向こう側には、ボクらが猫の首路地に立ち入った際の入り口…普通の路地の向こう側があっただけだった。
「私の名前は荒巻で、君らはあそこの学校の生徒さんかな?」
「は、はい」
「さっきのことは詳しく聞きたいんだけど、その前に、よっと!」
荒巻と名乗った青年は道路の脇に用意されていた看板やロープを使ってテキパキと猫の首路地を閉鎖していく。
「あの、なんでそんなことをしているんですか?」
「んー? いや私は実は警察の者でね。
おかしな事件があれば対処しないといけないのよ。
とりあえず、反対側もこうして封鎖しておけば新たにこの路地で事件に巻き込まれる人間は出ないでしょ」
「そ、そうですか」
◆
街の雑踏に人の話し声が聞こえてきて、周りを帰宅を急ぐ人たちが通り過ぎていく。
ボクと姫野さんは路地の出口で荒巻さんと話をすることになった。
「なるほどなるほど、ここが学校で噂になっていたと」
「そうですね、ボクたちは姫野さんの猫を探しに来たんですが、学校に行く途中の近道にみんなが使っている道です」
「それで具体的な犠牲者に心当たりはある?」
「え?」
「首が猫とすげ変わったら普通は気が付かないのかなって思ってね」
「それはそうなんですが…」
「うーん、私も噂で聞いただけですし、さっき私たちの後ろにいた人も消えちゃいましたし…」
時間が経てば経つほどボクと姫野さんから先程の恐怖や緊迫感が抜けていく。
「それじゃあ、何かあったら教えてね」
そう言って、荒巻さんはボクらに名刺を渡すと去って行った。
その姿は颯爽と去るまるでドラマに出て来るカッコイイ刑事――――ではなく、路地を封鎖するための機材をひいひい言いながらまとめて運ぼうとする姿は、やはり草臥れたサラリーマンのようだった。
「じゃあ、帰ろうか姫野さん」
「うん、今日はありがとう!
変な事に巻き込まれちゃったけど、ミケも見つかって助かっちゃった」
にゃー。
姫野さんに続き猫のミケランジェロも、お礼を言うように鳴き声を上げた。
◆
「おはよう音無君」
「おはよう姫野さん」
猫の首路地のことが夢のように、朝学校で姫野さんと普通に挨拶をする。
あれからボクと姫野さんは頻繁に喋るようになった。
以前はクラスの可愛い子という認識だったが、今ではその容姿にもついつい目が引き寄せられてしまう。
綺麗な白い毛並みのような肌。
お昼が終わった後に眠そうに毛づくろいする姿。
頭の上の耳が時折ピクリと動くのさえ愛らしい。
「どうしたの?」
お昼を一緒に食べた後汚れた手をぺろぺろと舐める彼女の姿に見とれていたボクはドキリとする。
「姫野さんが可愛いなって思って」
あ、ボクは何を口走っているのか。
「もう、音無君ってそういうことをいう人だったんだ」
姫野さんが今までとは違った猫のように悪戯っ子ぽさをにじみ出しながらケラケラと笑った。
◆
その日は話が弾み、学校の帰りも姫野さんに付き合って姫野さんの家まで話をしながらついていく。
「それじゃあまたね音無君」
「うん。
でも大丈夫? 家の方凄い鳴き声だけど?」
姫野さんは困った顔で首を傾げた。
「この前ミケが大脱走してから、人が近くに来るとすごい鳴き声を上げるようになっちゃんだよね」
「姫野さんは苦労したけどお猫様にとっては楽しいバカンスだったのかも」
「ふふふ、もうミケったら悪い子なんだから」
それじゃあ、またねとボクたちは別れを告げる。
明日もまた姫野さんとのこんな楽しい日々が続くのだろう。
◆
その猫は家の中で大声を上げていた。
外へと続く扉の前で必死に爪を立てて外へ出ようと足掻いている。
猫にしては声が低く、人間としては動物的。
白い毛並みの胴体に、亜麻色の髪のつるりと白い頭部を乗せたその姿。
目から血涙を流しながら必死に何かを訴えるように叫び続ける。
それは姫野ではなく音無に対して。
ギイイグアアアアッ!!
――――――誰か助けて。
猫の胴体に女の顔を持った人面猫が血涙を流しながら必死の形相で叫び続けていた。
◆
「――――はっ!?」
「あ、起きた音無君。
そろそろお昼休み終わっちゃうよ?」
「あ、姫野さん、おはよう」
目を覚ますとそこは学校のいつもの教室の中。
昼休みについ寝入ってしまっていたボクの前の席で、姫野さんがクスクスと笑う。
その顔はもちろん猫とは入れ替わっていない。
「姫野さんあれから何か変なところはない?」
「うん?
この前の時は怖かったけど、今は不思議とそこまで怖くないよ?」
「いや、そういうことじゃなくって…」
大丈夫? 首が猫と入れ替わっていないか?
そんな馬鹿な質問が頭に思い浮かんだが、姫野さんの顔を見たら杞憂だという思いが強くなり、照れくさくなって笑ってごまかした。
「ふふふ、音無君寝ぼけてるね。
あ、ご飯頬についてる」
そうだ、お昼休憩が始まってすぐにご飯を食べた後、睡魔に負けて寝入っていたのだ。
その時に食べたご飯粒が頬についていたのだ。
それを姫野さんがぺろりと舌を伸ばして食べてしまう。
「あ、ごめんなさい! 私ったらつい!」
普段はお淑やかな姫野さんの行動にボクも頬を赤くしてしまう。
照れながら猫のように自分の指をぺろりと舐める姫野さんの瞳が一瞬だけ、猫の瞳のように縦に裂けているように見えた。
「あはは、姫野さんも寝ぼけちゃってるみたいだね」
クラスを見渡すといつものように個性的な容姿がチラホラと見受けられる。
最近流行りなのか隣の席の友人のように耳を頭から生やしている者。
最近はスキンケアを怠っているのか、髭を数本ぴょんと伸ばしている者。
顔がモフモフの者さえ最近では見ていて違和感を抱かない。
うん、気のせいだ。
この前の路地での出来事もボクと姫野さんが怖がり過ぎただけだろう。
ボクはそう思って、あの時に出会った刑事のことをすぐに忘れてしまった。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
一般小説は初めてですが、なろう様が夏のホラー企画を開催されていましたので、参加させて頂きました。
月末までなら何話か投稿できるかなと思いましたが、27日までだったので短話での参加となります。




