あたしのピクニック
現代っコめ。
※ 本羽 香那先生主催の【一足先の春の詩歌企画】参加作品です
キーワード:「ピクニック」
春の陽気であったかくなったら
ピクニックにゆこう
おむすびかサンドイッチを
ママにつくってもらって
タコさんウィンナーと
ウサギさんのリンゴをおともに
からあげと卵焼きも山盛りの
おべんとをもってゆこう
おひさまのひかり やわらかい風
芝生にレジャーシートを敷いたらこしかけて
待ちに待ったおべんとをひろげるの
そしたら
スマホでアニメをみながら おいしくいただくんだ
たべおわったなら
携帯スタイルのゲーム機でRPGのつづきをやろう
水筒のお茶とはべつに
ペットボトルの甘い飲料と
アニメのカードやシールのおまけがついた
チョコウェハースをおやつに買っておいたから
暗くなるまでプレイしてられるよ
あぁ 楽しみだなぁ
そんな予定を週末に立ててたら
ママもパバも先生も
あんまりいい顔はしないで
せっかくのピクニックなんだから
いつもとちがうことして遊べばいいのにって
あきれ顔するけど
あたしはそうは思わない
ピクニックってゆう
いつもとちがう特別なシチュエーションだからこそ
あたしはいつものじぶんを失うことなく
いつものとおり
スマホでアニメをみて
携帯スタイルのゲーム機でRPGをプレイしたいんだ
場所を選ばずに楽しめるのが
スマホや携帯スタイルのゲーム機なんだから
それを生かすのも当然でしょ?
あぁ 楽しみだなぁ 週末のピクニック
いつもとちがう特別なシチュエーションでさえ
平常心を保ちつつ
いつもとおなじ遊びを楽しむ
これこそがあたしのピクニック
それなのに
やってることはいつもとおなじでも
ピクニックってシチュエーションのもとにあるだけで
なんだか いつもより特別になるんだから
不思議なものだよね
みんなも まねっこ大歓迎♪
でも、読書なら、とがめられないんですよね(謎)