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最強で最悪なBuddy  作者: 朔夜天煉
4/5

面接 息ぴったりクイズ

「ただの二択クイズですよ〜。どれだけ息が合うかという審査です〜。()()に嘘は付いちゃいけませんよ〜。嘘を付いたと分かった時点でこの面接は()()()とさせていただきます〜。」

「はあ、」

(ヤバい…面接官のテンションについていけなくてほとんど聞いてなかった…)

面接官のテンションに動揺する飛鳥(あすか)とは裏腹に

(合わせにいかなければ合わないと思うんだけど…?)

と冷静に考える弥生(やよい)であった。


「いいですか〜?何度も言いますけど〜絶対嘘は付いちゃいけませんよ〜?合わせにいかなくていいですからね〜?」

(と…とりあえず自分の心のままに答えればいいんだな…?)

と、端的に理解する飛鳥(あすか)と、

(……?)

未だに不思議に思う弥生(やよい)を尻目に面接官は第1問目を読み上げ始めた。

「え~~、第1問目〜。自分の墓を作るなら〜。海〜?山〜?さぁどっち〜?」

今にも踊りだしそうな勢いで面接官は2人に聞いた。

「俺は、」

やはり、弥生(やよい)が先に答えた。

「俺は海の見えるところにします。俺は暑がりなので涼しいイメージのある海に作りたいです。」

「なるほど〜!じゃあ逆に山に作りたくない理由をあげるとしたら〜なんですか〜?」

「そうですね…。暗いというところでしょうか。」

「ふふっ」

笑ったのはもちろん飛鳥(あすか)である。

「おやぁ、架井(かい)さんは思い当たる節があるようですねぇ。どうして暗いとダメなんですか〜?」

「…。」

「ははっ…」

もちろん飛鳥(あすか)の笑い声である。

2人の目の前ではその光景を面白そうに見つめる面接官がいた。

「…暗所恐怖症なんです…。」

「ほへ~なるほど〜それは山に居たくないですねぇ。」

「ブフォ……すみません…ふっ…」

飛鳥(あすか)が何故こんなに笑っているのか不思議であろう?ただの思い出し笑いだ。弥生(やよい)の暗所恐怖症に思い出があるようだな。

「では笑いが止まらない架井(かい)さんに質問しても?」

「あ…はい!」

架井(かい)さんだったらどちらにお墓をつくりますか〜?」

「はい。自分でしたら山につくりたいと思います。自分の場合は山がいい、というより海が苦手だからでしょうか。」

「ほーう。何故〜?」

「泳げないので。」

「ふんっ」

この乾いた笑いは弥生(やよい)のである。

ダサいとか思ってそうだな。

「なるほど~。それは大変だ〜。」


とまぁ、こんな感じの変な質問が10分ほど続いた。


「では〜最後の〜質問です〜。久保(くぼ)さんは架井(かい)さんを、架井(かい)さんは久保(くぼ)さんを一言で表すなら〜?これは理由を聞かないので〜ズバ〜と答えてもらって結構ですよ~。では久保(くぼ)さんから〜どうぞ〜。」

「…そう、ですね…。…短気な変人…でしょうか。」

「あぁ?」

といって飛鳥(あすか)弥生(やよい)を睨みつけた。

「ははっ、なるほど~。では、架井(かい)さんは〜?」

「ん゙ん゙…そうですね。久保(くぼ)さんを一言で表すなら、最低最悪のクズでしょうか。」

弥生(やよい)を睨みつけた飛鳥(あすか)とは違い、その言葉を聞いた弥生(やよい)は少し悲しそうな顔をして下を向いた。

飛鳥(あすか)はそれに気づかず少しイライラしていた。

が、面接官は見ていたようだ。面接官は面白そうに目を細め少し笑った。

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