三話 脱出?
(お前は誰だ)
【私は神王。この世界の神に仕えていた存在です。ある程度のことならお答えできます】
(へぇ~便利、じゃあこのピンチをどうしたらいいんだ?)
【その石を投げるのを提案します】
(それでいけるのか?まぁやるだけやってみるか…)
コンッと軽い音がしたかと思えば、謎の生物は消えていた。
「…やばすぎないか?」
【近くに王国を発見しました】
「なんかシステムすぎて怖いんだけど……忘れて行ってみるか」
そうして指示どおりに王国に向かう最中、外と洞窟を分ける扉を開けようとすると、扉が開いて冒険者4人が現れた。そのうちの隊長らしき女冒険者は、俺に叱り始めた。
「あなた!こんなところでなにやってるんですか!ここには危険な洞窟の長『レーザーヘッド』という大蛇がいるんです!とにかく王国まで保護します!」
「え? 大蛇? それならこの石で消滅したぞ?」
「え? 嘘……? あ、まあそれらも踏まえてギルドマスターのもとに連れていきます」
一瞬取り乱しかけたが、彼女は再び冷静に。そうして俺は、王国へ連れてかれるのであった…
うーんと、実は私疑問がありまして……なんで異世界系ってこっちの言語の名前多いんですかね?