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悲運の現想主  作者: ゆめり
序章 知得譚編
23/25

第弐拾話 稼ぎ開始

「お前銅切れるとかすごすぎだろ……どうやってんの?」


昼食後、気になったから聞いてみた。


「ん? あー、あれ銅じゃないぞ」

「え?」

「実を言うと藁を銅色に塗装しただけなんだ。だから切れて当然というか…………って、なんでそんな残念そうな顔してるの?」


ただのハッタリパイプでした。


「……まぁいいわ。で、午後は何するつもりなの?」

「まだ決めてないけど、金を集めようかと」

「ふーん、なら、一緒にいかせてもらうけど、いい?」

「えっ、まぁいいけど、その……鍛錬しないとダメなんじゃないの?」

「別に時間あるからいいわ。ついてく」


こうして一緒に稼ぎに行くことになった。


「……なぁ」

「何?」

「どうやって稼いだらいいんだ?」

「15歳以上ならそこら辺の店で働けるんだけど、あなた見た感じ15歳未満でしょ」

「そうだが……まさかそういうのできない感じ……?」

「そのまさかね。ただ、他にも方法はあるわ」

「! それ、早く教えてくれ!」

「まぁ一般的なのだと闇市とか、闇バイトとか、殺し屋とか……」

「お前の一般どうなってやがる……」

「あと、やっぱりギルドでクエストをこなすのがいいんじゃない?」

「そうかそれがあった! ほいじゃ行ってくるわ!」

「あっちょっ、行っちゃった……まぁ元気で帰ってくるでしょ」






「着いたは良いけど、何したら良いんだろ? 聞いておけばよかったな……ここ着くのにも結構時間かかったし……RPG系のゲームみたいな感じでいいのかな」


ふと横を見ると紙が貼られている掲示板があった。どうやらそれぞれがランク付けされているようだ。


「えーと、じゃあとりあえず一番低いGでもやるか」

金稼ぐの大変だよね、まぁやったことないんですけど(笑)

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