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悲運の現想主  作者: ゆめり
序章 知得譚編
11/25

九話 偏りパーティー

今俺達は詳細登録をしにギルドに来ている。


「ではまず、この石板に手をかざしてください」

「こうか? ってなんだこれ」

「これはその人の詳細情報が分かる石板です」


どうやらこの世界では特殊な石板に手をかざすだけでプロフィールがわかるらしい。


「これによると俺の名前は……ルミリシファル・アゼラーテス……え、俺そんな名前だったの!? っていうか、魔力が一極はいいのか?この世界の基準がわからないしなぁ……」

「ちょっと待ってください。一極って……」


そういうと、ギルドの人は何かを取り出した。それは、数の桁が記されていた。


「一、十、百、千、万、億、兆、京、垓、じょ、穣、溝、澗、正、載、極……すいません、魔力の平均ってどのくらいですか?」

「えーと、人間なら1500から10000、魔族でも2000から12000です……ま、まぁ、次の人ですね」

「はい、私です!」

(さて、こいつの魔力はどのくらいかな。ん?えっ!?)

「0!? そんな事ある!?」

「あっははは……お恥ずかしいです……」

「まぁ、ありえないこともないな。魔力が0の者は物理攻撃を中心とした職業につく」

「そういうお前はどうなんだよ、エイド」

「俺か? 魔力なんて測ったことねぇなあ……ほらよ」

「どれどれ、ふむふむ……このパーティー偏り過ぎっていうレベルじゃねぇな。何だ∞って、頭おかしいんじゃねぇのか?」

「俺は昔から魔法が得意だからな。こんな結果になったってことだろ。」

「そんなレベルじゃないと思うけどな。んじゃ次、アマヤだな」

「自信ないなぁ、まぁ見ててよ」

「お、これは……魔力3000、平均値か」

「僕だけ普通みたいだね」


なんとこのパーティーはとても偏った戦力をしているようだ

また次は話じゃありません。今回の話で出てきた石板によるプロフィールを記載します。

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