八話 やばい仲間
「職業決めました?」
「あぁ」
俺達は今、職業を決めてお互いに何にしたかを発表し合っているところだ
「私は弓道家にしました」
「俺は武闘家」
「……」
「……」
「え」
「え?」
「いえ、てっきり剣士を選ぶものだと思っていたので……」
「俺、剣使えないから。剣道とかで練習してたけど……そういうお前は魔法使いにすると思ってた」
「私は魔力が少ないので……」
「せめて、剣士と魔法使いはほしいよな」
「今、剣士と魔法使いがほしいと言ったか?」
「? いや、まぁ、言いましたけど」
「それなら俺達を連れて行け」
「え、いいんですか?」
「うん、僕たちちょうどパーティを探していたんだ」
「ありがとうございます!」
こうして、俺ら二人と剣士一人、魔法使い一人の計四人でパーティーを結成した
「そういえば、お前らって名前なんて言うんだ?」
「あ、言ってませんでしたね。私は渚 沙理香、レイナ・ハウレイドって言います」
「俺はエイド・カーデラインと言う。宜しく頼む」
「僕はアマヤ・ゴルドレイン」
「俺は最……」
(あ、これ外国人風にしないといけないのかな)
「お前の名前はどうでもよくてだな……」
「おい待て」
「ちょ、ちょっと待ってください! 一つ、気になることが」
「何でも言ってみろ」
「ゴルドレイン家、カーデライン家は貴族では?」
「うん、そうだよ。両親、祖父母どうしは仲が悪いんだけどね、今はエイドとは友達だよ」
「やっぱり! あ、あと私達は詳細登録をしないといけないのでもう一回ギルド行きますよ」
「そうなのか。その前に……」
「ん?」
こうして俺達は新たな仲間を引き入れた?のであった
やっと投稿できました…これからもよろしくお願いします