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1番砲塔:プロローグ

おれには彼女がいる、幼馴染の彩雪(さゆき)だ。だが、つい先日あいつと一緒に事故った。それで自分はおろか、あいつまで重傷を負ってしまった。バストの衝突だ、この程度で済んでよかったかもしれない。ちなみに過失は、10:0だった。当たり前だ、ただ歩道を歩いてる所に来たのだからな。しかし、もう限界が近いかもしれない。意識がもうろうとしてきた...。おそらくあいつも同じようなところだ。―――もし次があるのならば、戦艦のような頑丈な体と、とてつもなく強い力があってほしい...。なんてことを考えながら、俺は両親たちに見守られながら、十五歳という短い人生に幕を閉じた...。



ここはどこだ?そういえば彩雪と一緒にバスと事故って...あぁ、俺死んだのか。なんか悲しいいな。だが、本当にここはどこだ?まるで体がないような浮遊感…。あ、もしかしてあれか?ラノベとかでよくある女神さまとかがいる神殿のような場所か?違うか?じゃあ、声を出せたらそうだってことで。確かに海に浮いてる感覚と似てるけれど、さすがに海じゃなさそうだしな。よし、声を出してみよう。スゥゥゥゥゥ...

―――ブヲォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォ!!!(だれかいますかぁ!!!!!!!!)

うそだろ?なんか船の汽笛みたいなの聞こえたけど...。ん?まてよ、もし転生系ならインベントリやらステータスって叫べばなんか表示されるよな。それも試してみら良いか。よし、スゥゥゥゥゥゥ...

―――ブヲォォォォォォォォォォォォォォ!!!(ステータス!!!)

ハァハァ、なんでだよ。船か、本当に船になったのか。よし認めよう俺は船になった。しかもこの音からすれば、かなりの大型の。小型船だったらもっとピィィィィィィィィって音だしな。しかし船か。ま、いいかもしれない。とりあえず、陸を探すか。


―――これがおれの艦生のはじまりっだった。





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