とりあえず皆さんを見ていきましょうか
順調順調〜ちょっと先はあやふやですが頑張ります!
「とりあえず自己紹介をしようか俺はエドワード・カクタス皆からはエドって呼ばれているっす性質は加虐使用武器は短剣の二刀流っすよ、よろしくアケミ」
「はい、よろしくお願いします!」
「そしてこのメイド服が…シャル自己紹介を」
「はい、私はシャルロット・イデアル気軽にシャルとお呼びくださいアケミ様」
「は、はいシャルさんよろしくお願いします」
しかしなぜメイド服?
「彼女は元々貴族の館で働くメイドだったんすよだけど辞めた今でも気に入ってメイド服を着ているんす」
「へーそうなんですか…」
すると全身黒装備の女性?が前に出てきた
「……ミリアム・ウォークス…よろしく…」
「はいよろしくお願いします」
「あとは…ビリーいい加減に起きたまえ」
「ああ?シリウス帰ってたのかよ」
「いまさっきね、それより新人だ自己紹介よろしくね!」
「なるほどそうか、俺はビリー・ワイズだまあよろしくな?ええっと」
「アケミです!よろしくお願いします!」
「そうかよろしくなアケミ」
「はい!」
「さて自己紹介は済んだねそれと新しい仕事を持ってきたよ」
「へー内容はなんすか?」
「簡単な貴族のお嬢様の護衛さ!」
「…アンタが言うといまいち信用ができないっす」
同感ね
「でなんだがそれにアケミを連れていこうと思うんだが…」
「はあ!?正気っすか?ただでさえ怪しいのに実力も分からないアケミを連れていくって…」
エドに同感だ護衛ってことは襲われる可能性があるいやおそらく襲われるんだろう、しかも貴族付き人じゃあ対処出来ないような奴らにそこにほぼ素人の私を連れていくとか正気とは思えないわ
「大丈夫さ、きっとどうにかなる!ちなみにアケミは何か武術の心得はあるのかな?」
「あの、剣道をやってました」
「剣道?」
「剣術の1種です」
「なるほど!なら安心だ」
「いや安心じゃないですよ!実践はほぼ素人ですから!」
「大丈夫大丈夫〜もしもの時は僕がサポートするからね」
ああ〜もうこの男は!
「ん〜ならエド!ケルベロス持ってきて」
「はあ!?なぜそうなったんすか!」
「いや〜もしかしたらアケミなら使いこなせるかもしれないからね」
「……はあ、わかったすよアケミさんが使えるとは思わないすけどね」
「えっとケルベロスってなんですか?犬かなんかですか?」
「見ればわかるよ(ニコッ)」
不安しかない!
「持ってきたっすよ?」
「ほう?ケルベロス見るのは久しぶりだな1年振りくらいか?」
「あの時はビリー様のたうち回っていましたよね」
「嫌なこと思い出させるなよ…」
エドが持ってきたのは大きな長方形の木の箱だ、しかしのたうち回る!?ビリーさんは見た感じガッチリした体格の男性だそんな男性がのたうち回るような物って…
「ありがとうエドじゃあオープン!」
シリウスが木の箱を開けたすると中には紅色の柄で鍔の部分にも紅の宝石が埋め込まれた剣が入っていた。
「これが世界に100本しかない魔剣のひとつ獄剣ケルベロスだよアケミさっ!早速抜いてみようか!」
「ちょ!シリウス正気っすか!?なんの説明も無しに…!」
「えっ!そんなに危ないものなんですか!?」
別に死にはしないけどなんか怖いんだけど!
「大丈夫大丈夫僕の考察が正しければアケミにはなんの影響も無いからほら一気一気!」
くっ…わかったわよ抜けばいいんでしょ抜けば!
「えい!」
私は剣を鞘から引き抜いた――瞬間。
「うわっ!?」
何今の!いやまだ続いているけどなんかビリビリする!
「だ、大丈夫っすかアケミ?」
「あ、はい少しビリビリしますけど特には…」
「シリウス様どうしてアケミ様は大丈夫なんですか?」
「アケミ!アケミのスキルに無痛症ってのがあったけどあれって無痛つまり痛みを感じない病気なんじゃないか?」
「あ、はいそうですけど…」
「やっぱりか!実は獄剣ケルベロスっていうのは引き抜いたりそれを持った者に強力な激痛を与える魔剣なんだよそれも大の巨漢でも指1つ動かすことが出来なくなるくらいのね!」
「なるほど…って何てもの引き抜かせたんですか!私が無痛病じゃなかったら最悪死んでましたよ!…死にませんけど」
「まあシャルそういう事さ彼女のスキルのおかげで全く痛くも痒くもないんだよ!」
まあ少し痺れますけどね、というか何故無痛症スキルに入っているんだ普通状態異常だろ生まれつきだからか?
「す、凄いです!」
「しかし凄いっすね…不死身で更に痛みを感じないとかあと再生能力とかあったら無敵じゃないっすか…」
「再生能力か…」
「まさかあるんすか!?」
「一応あるっちゃあるけど…」
あれにならないといけないからな…
「へ〜僕が見た時には無かったけど技か魔法、それともあのスキルが関係しているのかな?」
シリウス嬉しそうに見るな。
「アケミ…一応聞くんすけど本当は魔王とかじゃないんすか?」
「違います!生まれも育ちも普通のごく普通の人間です!」
「いや、ごく普通の人間は不死身じゃないすけど…」
「あん?こいつ不死身なのか?」
「ビリーには後で話すよ」
「おう」
「で獄剣ケルベロスは使いこなせる者に強大な力を与えるらしいからもうアケミは戦力でいいだろ?」
「いやまだ使いこなせてませんよ!?」
「そうっすよ、そういうのはもっと段階を踏まないと」
「僭越ながら私もそう思います」
「……(こくり)」
「別にどっちでも良くないか?」
「味方がいない!?」
いや当たり前でしょ…いやビリーさんは中立っぽかったけど。
「ぐぬぬ…いやリーダーだから僕に決定権がある!アケミは任務に連れていくよ!」
「はあ…もう勝手にして下さい」
「シリウス様がそういうのでしたら…」
「……(ぷい)」
「わかったぜ」
やっぱり連れていかれるのか…不安だ…
「よし、任務は3日後の夕方だ任務は僕とエド、ミリアムとアケミで行く以上!」
「はーい了解っす」
「かしこまりました」
「……(こくり)」
「おうわかったぜ」
「はいわかりました、頑張ります」
「アケミとエドは僕と屋上に来てくれアケミはケルベロスを持ってきてね!」
「ああわかったっす」
「は、はい」
マジか〜嫌だな〜荒事したくないな〜。
今回も見ていただきありがとうございます!少しでも気に入って頂けたら嬉しいです!