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不死身の私が異世界転移!?  作者: 雅架音
異世界転移編
1/5

トラックゥゥゥ!誰を引いているゥゥゥ!ふざけるなァァァ!

久しぶりに小説を書いてみます!前のもいつかは書き進めたいめですが…まあいいでしょう!

「ふわあ…」


 私は金坂朱美普通…じゃないけど上っ面はごく普通の17歳の高校生だ。今日は日曜日で私は最後の休日を真っ暗にした自室で貪っている。


「ああ…暇だ…」


 だらけながらパジャマでテレビを見ながらポテチを食べてる様はとても花の女子高生には見えないだろう、ちなみに化粧もしてない。


「あっ…コーラが無くなった…はあ…買いに行くか」


 どっこらせっと掛け声と共に立ち上がる様はもはやおっさんだ。


「えーっと服は…ジャージでいっか」


 そこでジャージを選ぶたあたりもう筋金入りだろう。


「行ってきます〜」


 私は家を出ると近くのコンビニにやってきた。


「いらっしゃいませ〜!」


「すみませんお願いします」


「はい、247円です」


「はいちょうどでお願いします」


「ありがとうございました〜!」


「ああ〜寒い…早く帰ろって!?」


 コンビニから出て家に向かう途中真横からトラックが突っ込んできた、よく見たら運転手寝てる!やばい確実に直撃するもう目の前のはずなのにやけにトラックのスピードが遅く感じた、これ確実に死ぬな…まだやりたいこともあったのに…と普通なら思うだろうしかし私には秘密がある親も知らない秘密だそれは――私が不死身だということだ。


 その事実に気づいたのは約3年前ある出来事の後鬱になりロープで首を吊ったことがあった、しかし1分、5分、10分たっても苦しいだけで全く死ねなかったのだ、試しに他の方法をとっても全く死ねなかったそこで確信したあれ?私不死身じゃねってその後さらに鬱は加速したがなんとか今に至る。


 さて長い回想に入ったが現実に戻ろうつまり私がトラックに撥ねられて死ぬことは無いまあ多少血が出るだろうから面倒臭いことになるだろうがまあいいわ、さあトラックよ来やがれぶつかるからには慰謝料を払う覚悟はできてるんだろうな?


 そしてトラックが私の体に当たった瞬間。


「はっ?」


 目の前に見たことの無い街が広がっていた。


 えっ…ここどこ?


 見たところ果物屋、鍛冶屋、雑貨屋などファンタジー世界に来たような光景が広がっている。


 いやいやさっきまでトラックに引かれていたよね?なんでこんな所にいるの?異世界転生?いや私さっきまで死なないって説明したばっかりじゃん!それに神様にも会ってないし!…じゃあ異世界転移?えー…マジ?そんな事ってある?


「えー…これからどうしよう聴いた限りでは言葉はわかるから言葉は大丈夫だけどお金が無いから飢え死ぬ…いや死なないけどあの苦痛はもう味わいたくないわ…でもどうする?仕事するにもそのためのコネもないし…」


 私がしゃがみながらブツブツ喋ってると人は私を明らかに避けて歩いているあはは…まあ明らかに地雷な私に関わりたくはないよねはあ…


「やあそこの君」


 するとそこへ1人の男性が話しかけてきた、顔を上げるとその男性は笑顔でこう続けた。


「ハロハロー嬢ちゃん、何かお困りのようだね良ければこのロベルト・シリウスが話を聞こうか?」


 はっきり言って怪しいその笑顔もだしまずこんな私に話しかけてきた時点でもう怪しさ満天だ、しかし今は藁をも掴見たい気分だ…だから。


「ええ、お願します」


「良かったよ、ちなみに名前を聞かせてくれるかい?」


「私は朱美、金坂朱美です」


「アケミか、いい名前だ僕のことは気軽にシリウスと呼んでくれよ!」


「わかりましたシリウスさん、よろしくお願いします」


「ああ、よろしく♪」


 機嫌が良さそうだ


「ちなみに酒場に行こうと思うんだが…お酒は大丈夫かい?」


「すみません、お酒はちょっと飲めなくて…」


「ああ、大丈夫だよとりあえずミルクでも頼もうか!」


「ありがとうございます、ところでなんで私に話しかけたんですか?」


「それも酒場で話すよ、着いたよ」


 カランカラン


「いらっしゃい」


「店主!ミルク2つを頼む」


「かしこまりました」


「あの、シリウスさんはお酒は飲まないんですか?」


「ああ、実は僕もお酒が飲めなくてね!(キリッ)」


 いや、あんたも飲めないんかい


「はい、ミルク2つです」


「ありがとう!」


「あ、ありがとうございます」


 そしてシリウスはミルクを1口飲んだ後に続けた。


「で、僕がアケミに話しかけた理由だったねそれは君が困っているように見えたから…と言っても信じてくれないよね?」


「まあ、ユリウスさんがそこまでお人好しには見えませんから」


「あっはっは!お人好しには見えないか!いや〜それなりにそうみえる様な見た目してると思うんだけどな〜!」


 確かにシリウスさんの見た目は金髪が似合う笑顔の優しい感じの優男タイプだ他の人が見たら騙されるだろう、しかし私は騙されない


「私もそれなりに人を見る目はあるんですよ、あなたの目はそう何か面白いものを見る目です」


 私は昔から色んな人を見てきてそれなりにひと目でどんな人物かわかるようになっている、ユリウスの目はおもちゃを見る子供の目だ。


「ひゅ〜さすがだね、御明答僕は君のことを面白いものとして見ている」


「…ちなみにどこに対して面白さを感じたんですか?私と貴方は初対面ですよね?」


「あはは〜そうだねじゃあ率直に言うよ君不死身でしょ?」


「は?」


 いやいやいや何故バレた私が不死身だっていうヒントはこの世界に来てからここまでひとつもなかったはずだ。


「何故バレたと思っているね?まあ簡単な事だよ僕もそれなりに人を見る目があってね、それがあるスキルになってるんだ」


「スキル?」


 スキル?何そのファンタジー


「そう僕のスキルは観察眼、人のスキルを見ることができるんだ。」


 なるほど…つまり私の不死身はこの世界ではスキルなんだなるほど…


「ええっと…」


「ああ、ちなみに人のスキルを見れる人はそうそう居ないから安心してよ!」


「あ、良かった…じゃなくていやそれもあるけどちなみに私のスキルなんですけど…他になにか見えました?」


 するとシリウスは笑みを浮かべ


「ん〜そうだねあとは不老不死と人格切り替え(血)、無痛症というのが見えたよ」


 わ、私の秘密が丸裸にされている!?


「この人格切り替え(血)というのも中々に興味深いよね、いわゆる二重人格ってやつかな?」


「えっと…まあ似たようなものです、はい」


 マジか〜!あれもスキルとして表示されるのか…


「なるほど…反応を見るにあまりいいものじゃないみたいだね」


 あまりというよりめちゃくちゃ悪いものです


「まあ、これで僕が君に声掛けた理由はわかったかな?」


「はい、痛いほどに」


 まさか異世界に来て開始20分以内さらに初対面の相手に私の秘密が2つもバレるなんて…ついてないな。


「ということでアケミの話を聞かせてくれよ、そういう話だったろう?」


「ああ…そうでしたね、実は…」


 とりあえず気づいたら異世界で…という話は流石に言えないので家が嫌になって飛び出してきたんだけどお金も仕事をするコネもなくて困っているという話をした。


「なるほど…大変だったねん〜なら僕が仕事を紹介してあげようか?」


「………」


 はっきり言おうめちゃくちゃ怪しい怪しさの二乗だ。


「あはは!そんな警戒しなくても大丈夫だよ仕事はただの何でも屋さ!」


「何でも屋?」


「そう!ペットの世話から畑の手伝いまで頼まれたことをこなしていくだけの簡単な仕事だよアケミでもできるね?」


 シリウスはウインクしながら言ったが確かに聞いた限りではそんな怪しさは無いように思えるそれにこの世界でコネの無い私は他に仕事が見つかるとも思えないし…


「わかりましたよろしくお願いしますします」


「よし!じゃあ着いてきてくれあっマスターお会計だ!」


「ありがとうございました」


「じゃあ行こっかアケミ!」


 しかし何故だろう私はその笑顔に何か嫌な予感しか感じなかった。



ん〜まあまあですかね?頑張りました!少しでも気に入って頂けたら幸いです!では!

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