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カフェ・ルミエール  作者: 舞夢
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史の回復と結衣(4)


「ほお・・・確かにきれいだ、テーブルも広いし」

結衣は、文房堂三階の喫茶室に入るなり、少し感激。

壁には上品な絵というかアートが飾られ、照明も明るい。


「ここはよく来るの?」

結衣は史に聞いてみた。


「あ、はい、テーブルが広いし、空いているし」

ハンナリとした史の応え。


ウェイトレスが注文を取りに来た。

ケーキセットのメニュー等を持ってくる。


「わ・・・きれいな人・・・」

「でも、他の人もきれいだ」

結衣は、ちょっと焦った。

史の馴染みの店に、きれいなウェイトレスが何人もいる。


「それでね、結衣さん、さっそく」

「僕はカフェ・オ・レにします、お腹にやさしいから」

「結衣さんは?」

史の対応が、珍しく早い。


「あ・・・ローズヒップで」

つい考えずに、頼んでしまった。


史は

「ああ、ここのローズヒップ美味しいです」

ニッコリと笑っている。


「うーーーそこまで詳しくて、こんなきれいな人たちと・・」

結衣は、また焦った。



「さて、今日買った本ですが」

史は、結衣の焦りなどは、全く無頓着。

いろいろと、本の説明を始めている。



しかし、結衣はあまり聞くことができなかった。

それより何より、史が目の前にいることが、ドキドキしてならない。

「なんか、トロンとしてきちゃった」

「これが、史君のフェロモンかあ・・・」

「身体がゾワゾワしてきたぞ」

「顔が真っ赤になっているのが、わかるし・・・」

「史君に・・・押されてる・・・」


そんな状態で、結衣の受け答えは、「全くのシドロモドロ」になってしまった。

「スキアラバ」との思いも、そんな状態では無理だった。


史も結衣も、午後6時には、まっすぐ帰宅した。


結局、「超健全な形」で、結衣と史のお出かけは、「終了」となったのである。

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