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カフェ・ルミエール  作者: 舞夢
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華蓮と亜美と由紀

華蓮と亜美と由紀は、しっかりと意気投合の状態。

今日もカフェ・ルミエールで一緒に、話をしている。


華蓮

「今日は史君は?」

由紀

「大旦那のお屋敷に行くって出かけた」

亜美

「大旦那様も、あんな可愛いお孫さんが来ると、喜ぶでしょうね」

華蓮

「それはそうかなあ、すごく小さな頃からお気に入りだもの」

由紀

「全く、取り入り方が上手なの、そういうところが気に入らない」

亜美

「そうかなあ、史君の話し方とか、雰囲気って、すごく人をひきつけるもの感じる」

華蓮

「そうだよね、小さな頃から、従妹連中は、史君を追いかけまわしたもの」

由紀

「いや、それが時々女難になるの、ほんと迷惑」

亜美

「仕方ないよ、可愛すぎるし魅力ありすぎるし」

華蓮

「もしかして亜美ちゃんも、史君フェロモン感じる?」

亜美は笑った。

「いやいや、道彦さんがいるもの、史君はあくまでも年の離れた弟みたい」

由紀

「ほんと、そういう心配もあるし、ひ弱で軟弱で、意地悪で」

華蓮

「そう?史君、私たちにはやさしいよ」

亜美

「確かに筋肉モリモリの体育会系じゃないけれど、芯は強いと思うよ」


由紀は首を横に振る。

「時々、すっごく神経質でね、おまけに肝心な時に病気をもらってくる」

華蓮は、思い出した。

「そうか、都内の中学生ピアノコンクールで優勝して、全国大会直前にインフルエンザだっけ」

亜美は、驚いた顔。

「へえ・・・優勝なんだ・・・それでインフルエンザねえ・・・」

由紀

「ね、わかるでしょ?私が史に口やかましくいう理由」


華蓮は少し考えた。

実はマスターからも「いろいろ」聞いているから。

「うーん・・・でも、由紀ちゃんも言いすぎかも」


亜美は由紀をフォローする。

「由紀ちゃんのいうこともわかるなあ、あんな可愛い子だもの、苦しむ顔は見たくないし、ついつい言っちゃうかなあ」


由紀は、そこで胸を張った。

「だから、私の史に叱ることは、教育的指導なの、史に反発される理由は何もないの、ただそれでも、最近は下手くそな反発してくるけれど」

「大学に入っても、しっかり見張る、そうでないと、また史はトラブルに巻き込まれる」


三人の会話は、ずっと続いた。


ただ、華蓮も亜美も、どうしても言えないことがあった。

それは来年四月から、史は大旦那のお屋敷の離れに住むこと。

そして、そのことを、由紀だけが知らないことも、わかった。


由紀が帰った後、華蓮と亜美は顔を見合わせる。


華蓮「とても、言い出せない」


亜美「由紀ちゃん、泣いて怒る」


華蓮「私が由紀ちゃんの立場なら、同じかなあ」


亜美「私は、同じになる」



史の知らない所で、いろんな話し合いがもたれている。

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