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カフェ・ルミエール  作者: 舞夢
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神田明神へ目指して歩く

太田姫神社へを出た一行は、神田明神を目指して、坂道をのぼりはじめた。

愛華と加奈子は、とにかくキョロキョロ。

愛華

「左手の高いビルが明治大学で、ここが日大で、こっちが中央?」

加奈子

「確かに大学が多いなあ」

史も、うんうんとうなずきながら

「そうだね、広いキャンパスって感じはないね」

由紀は

「街の中に大学の校舎があるって感じ、便利だと思うけどね」

など様々言いながら、坂道をのぼり切り、目の前にはお茶の水駅。


史は、また先頭に立って歩き出した。

「神田明神に行くので、神田川の橋を渡るんだけど、ここが聖橋っていうの」

愛華は一緒に歩きながら史に質問。

「なあ、史君、橋の向こうにある大きな屋根は何?」

史はすぐに答えた。

「あれは湯島聖堂、江戸時代の昌平黌、東京大学の前身とも言われている、中には孔子の像もあるよ」

加奈子がすぐに反応。

「じゃあ、せっかくやから行こう」

由紀も

「まあ、すぐだからいいか」

で、四人は一緒に湯島聖堂を散策。


「とにかく古いって感じ」

愛華

「いかにも中華って感じもある」

加奈子

「江戸時代は、さぞかし秀才が集まったんやろな」

由紀

「今は人もほとんどいなくて、お散歩場所かなあ」

「それでも、論語講座とか漢詩講座とか、やっているんだ、へえ・・・」

愛華

「史君、興味あるの?」

加奈子

「史君の中国服も可愛いかも」

由紀

「そうだね、史の着せ替え人形も面白い」

そんなことを言いながら、一行は湯島聖堂散策を終えた。


そして、少し歩くと神田明神の大鳥居が見えてきた。

そこで史が一言。

「ここに甘味屋さんがあるの、ここの甘酒とか美味しい、東京土産もあるよ」

愛華と加奈子は、にっこり

「ほーーー甘酒大好きや、磯辺もあるかなあ」

加奈子

「そうやね、これは参拝後のお楽しみやね」

由紀は

「私は、磯辺焼きが食べたくなってきた」


すると史が一言ぽつり

「姉貴は食べることばかり、最近・・・」

由紀はすぐに反応。

「史・・・最近って何?」

その目が少しキツい。


加奈子は、笑いだした。

「うん、そういえばそう感じる、って、うちもおんなじや」


愛華は、さっと史の横に並んだ。

「しっかり食べられる、それが健康っていうの、なあ、史君、そう言いたかったんやろ?」


愛華の上手なフォローで、史はようやく由紀の責めから逃れることができたようだ。


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