表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
カフェ・ルミエール  作者: 舞夢
424/760

全員でカフェ・ルミエール新作ケーキ

大旦那のお屋敷から、マスターの車と大旦那の車で、カフェ・ルミエールに向かった。

店に入ると、洋子たちがニッコリとお出迎え。


洋子が代表して

「お待ちしておりました、新作ケーキをお試しください」

その洋子の言葉通り、様々な新作ケーキが運ばれてくる。


洋子が、一つ一つ説明をする。

「エイブルスキーヴァー、デンマークのお菓子で、りんご入りのパンケーキです」

「トライフル、イギリスのお菓子で、クリーム、フルーツ、スポンジ生地を層状に重ねてあります」

「トルタ・パラディーゾ、イタリアのお菓子で、レモンが入ったバターケーキです」

「バッテンバーグ・ケーキ、これもイギリスのお菓子で2色のスポンジ生地をマジパンで包んだもの」

「ブラン・マンジェ、フランスのお菓子でアーモンドミルクにゼラチンやクリームを混ぜて冷やし固めたもの」

「カンノーリ、イタリアのお菓子で筒状の生地にリコッタチーズのクリームを入れたもの」

「シャルロット、ポーランドのお菓子。リンゴとカスタードのケーキ」

「スフォリアテッレ、イタリアのお菓子で貝殻をかたどったクリーム入りのパイ」

ということで、新作ケーキの種類としては、8種類。

これには、マスターも含めて、全員が目を丸くする。


そしてマスター

「洋子さん、すごいねえ、こんなたくさんの新作を」

洋子も、マスターにほめられて、うれしそうな顔。

「うん、がんばっちゃった」

大旦那は、満足な顔。

「さすが洋子さんだなあ、一つ一つのケーキが美しい」


子供たちは、どれを選ぶかで、大難儀している。

「全部食べたいけど無理」

由紀

「史は、お腹すぐにこわすから、半分食べたら私によこしなさい」

愛華

「これは迷うなあ・・・どないしよ」

加奈子

「明日、もう一度来るかなあ、そうでないと無理や」


子供たちが難儀し、結局、マスター、大旦那、奥様も難儀したけれど、それぞれがやはり美味いらしく、うれしそうな顔。


史はエイブルスキーヴァーを食べながら、大満足。

「美味しすぎて、姉貴にはあげない」

と言うけれど、ちょっともたついたタイミングを突かれた。

結局、由紀に半分食べられることになってしまった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ