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カフェ・ルミエール  作者: 舞夢
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史と里奈の横浜デート(6)

史と里奈の前に出された料理は

・豚肉の盛り合わせ グリビッシュソース

・コンソメスープ

・パートブリックを巻いたサーモン バターを絡めた野菜添え

・薄切り牛フィレ肉の網焼き、野菜添え、ルッコラとチーズ風味

・カシスのムース マロンアイス添え

・コーヒー


「うん、伝統の味付けが多いけれど、前と少し違う」

と言うけれど

里奈

「全て美味しすぎ、私にはそれしか浮かばない」

「ところで新ソースは・・・と」

いろいろ考えて、途中からわかったようだ。

里奈

「わかるの?」

「ワインとか洋酒の配合を微妙に変えている」

「最近は、健康志向で酸味を求める食の嗜好もあるね」

「これはこれで、サッパリ系でいいかなあ」

「柑橘系の甘味を加えるお酒を追加してある」

「銘柄まではわからないけれど、スペインとかイタリアとか、あっちの地中海の」

「ああ、それでルッコラか。イタリア野菜かな」

ブツブツとつぶやいている。


食事が終わったころ、シェフが出てきた。

史は、そのシェフに何か耳打ちをすると、シェフが一つ一つ頷く。

その話が終わると


「マスターには秘密にしておきます」

シェフ

「ああ、彼も頑固か、真似するかどっちかだ」

笑っている。


史と里奈が「ご馳走様でした」とレストランを出るけれど、特に支払いがない。

里奈

「え?お金は?」

「うん、電話の時点で支払済みらしい」

「だから、ここで食べないと、困ったことになった」


里奈「・・・さすが・・・」

「甘栗食べられないや」


二人がそんなことを言っていると、支配人が出てきた。

そして史に

「帰りにお土産あるから寄っていって」


「え?」

キョトンとしている。


支配人

「あはは、たくさんになるかな」

そんなことを言っていると、シェフがまたでてきた。


シェフ

「美智子さんへの挑戦料理と、マスターへの挑戦料理も作るから持っていって」

「重たかったらホテルのバスで駅まで送るよ」


「・・・はぁ・・・」

ちょっと疲れ気味になっている。

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