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カフェ・ルミエール  作者: 舞夢
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史と里奈の御茶ノ水と神保町デート(6)

史と里奈は聖橋を渡り、駿河台の坂をおりていく。

「駿河台というところは、家康が駿河の国から家臣団を連れてきて住まわせたところで、もともとは今川家の人もいたみたい」

「ここに大久保彦左衛門の屋敷跡の碑もある」

そんな説明をしていると、右手には明治大学の高くて大きくてお洒落な校舎がそびえている。

里奈

「へえ、ここが明治ねえ、かっこいいなあ」

「野球とかラグビーも名門だけど、柔道も強い」

「オリンピック選手を何人も出している」

そんなことを言って感激気味。


「ああ、見た通りの学生街で、楽器屋さんとかスポーツ屋さんも多い」

里奈

「そうだねえ、史君の使う楽器はあるの?」

「ああ、どちらかというと、ロックとかジャズのギターとかドラムが多いかなあ」

「だから、あまり入ったことはない」

そんなことを言いながら歩くと、二人は既に靖国通り。


時計も十一時半、史は里奈の顔を見て

「先にお食事しようか」

「お店は僕に任せて」


里奈は

「うん!史君にまかせる」


ということで、靖国通りを渡り、三省堂を通り過ぎ、すずらん通りを歩いてく。

里奈

「本当に本屋さんが多いねえ」

「うん、本と古本の聖地」

「同じ古本でもね、五百円と百円の違いがある場合もある」

里奈

「へえ・・・どうして違うの?」

「それは汚れとか、書き込みで違うんだ」

「あまり気にしない人は、安い方で十分」

里奈

「うん、それもそうだ」


そんな感じで気が合う二人は、一軒のレトロでリッチなビルの前に立った。


「ここ、学士会館ってところ、味は一級品」

里奈

「へえ・・・いいの?高くない?」


さて、本当に美味しいお店らしいけれど・・・

次回をお楽しみに。

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