表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
カフェ・ルミエール  作者: 舞夢
172/760

彩とデート?(2)

彩の車は時間きっちりに史の家の前についた。

すると、史も察知したのか、玄関から出てきた。

彩は車から出て、史を「サッと」助手席にのせる。

とにかく話をしたりためらっている時間が惜しい。


「彩さん、ありがとうございます、出産祝いってよくわからなくて」

車を出発させると、史はお礼を言ってくる。

彩は

「ああ、いやいや、物によっては荷物になるしね」

「史君みたいな高校生が大きなベビー用品抱えて電車乗るのも注目されても困るでしょう」

と、一応は「大人の対応」をする。


しかし、本音としては

「どっちみち目指すのは銀座だし、どこのレストランにしようか」

「史君は、味に厳しいしなあ」

「でも、それより何よりさ・・・」

「いやーーー・・・・なんかドキドキだ」

「史君フェロモンすごいなあ、二人きりになると、とろけそう」

「身体がムズムズしてきた」

彩は顔を赤らめ、ヨクワカラナイことまで考えている。


しかし、史は、そんな彩には無頓着。

「音が出るようなオモチャにしようかなあ」

「音が出てクルクル回るのがいいなあ」

「他の人と、一緒になると困るかな」

そんな話をして、彩に話を振る。


「ねえ、彩さん、彩さんは何にします?」


彩は

「え?どこのレストランで?」

声も裏返っている。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ