表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
カフェ・ルミエール  作者: 舞夢
165/760

演奏会の打ち上げパーティー

大成功となった演奏会の打ち上げパーティー会場は当然、カフェ・ルミエールになる。

ただ、出席人数も多いので、大きなテーブル類は全て別室に収納、立席パーティーのスタイルとなった。


「まあ、楽団員も学園の生徒も支援者の地域の人たちもとなると」

何しろ大賑わいなので、マスターや洋子、奈津美、美幸、結衣、彩も大忙しである。

史や由紀、里奈も結局は店の手伝いをして、サービスをして歩く。


「だって、何もしていないと音大の先生とか音大生が寄ってくるしさ」史

「ほら、グズグズしないでケーキ運ぶ!」由紀

「私も動いている方が楽」里奈


母美智子も途中から手伝った。

「だって、あの子たちだと心もとない」


大旦那もこれには苦笑いをする。

「まあ、他はいいけれど、史君はやめたほうがいい、演奏会後のソリストだよ」

そう言って史を手招きする。

史もニッコリと笑って大旦那の前に来た。

そして定例の「キチンとしたお辞儀」をする。

大旦那も史を見てうれしそうだ。

「史君、素晴らしい演奏だった、思いっきりだね」

やさしく言葉をかける。

奥様からも声がかかる、

「ねえ、立派になって・・・私はうれしくて泣いてしまいました」

奥様は、また涙ぐんでいる。


そんな状態の会場で、マスターが大声で

「今から、皇帝の録画を上映します」

というと、大きなスクリーンが壁に登場した。


洋子も大声で

「伝説の名パテシィエ美智子さんと一緒に作ったチョコレートケーキを配ります!」


そこで全員が大喝采。


打ち上げパーティーも、相当な盛り上がりである。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ