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カフェ・ルミエール  作者: 舞夢
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女子水泳部取材と史のエロス?(3)

それでも、女子水泳部が泳ぎの練習をしている時は、やはり見ているだけなので

史は冷静に戻った。

「まあ、泳ぐなんて冗談でしょ?」

「挑発に乗ってはいけない」

「奈津美ちゃんとの約束もあるしさ、これ以上疲れた顔を見せると、嫌われちゃうって、それも困る」

様々、ブツブツつぶやくのである。


それでも、インタヴューの時間となった。

そうなると女子水泳部の諸君が、またしても史の周りを囲む。

それも、何か羽織ればいいのに、そのままの水着姿である。


「う・・・何?この人たち、乙女のハジライってないの?」

史は、メチャクチャ顔が赤くなるけれど、そこは必死に我慢。

まあ、丁寧に「定番のインタヴュー」をするのである。


「ねえ、字もきれいだよね」

「書くのを見ていてドキドキする」

「私の名前書いて欲しいなあ」

「うん、私の手のひらでもいいや、そしたら今日は洗わない」

また、ワケの分からない反応をする人もいるけれど、史はインタヴューとメモに必死。

それでも、ようやく全員のインタヴューを終え、

「ありがとうございました」

史としては、ここでサッと切り上げなくてはならないと思った。

群がる女子水泳部員たちから、逃げるでもなんでもいいから、立ち去ろうと思った。

その時には、「用意された水泳パンツなんか」どうでもいいと思ったのだけど・・・


・・・しかし、逃げられなかった。

キャプテンの真衣に、ムンズと腕を組まれ

「ねえ、お約束でしょ?みんな期待しているの」


史は、身体まで押し付けられ・・・

「あ・・・はい・・・少しだけです」

結局、水着に着替えるしかないのである。



そして、しばらく、史は「用意された水泳パンツ」を着して、プールに登場となる。


まあ、その反応のすごいこと・・・


「えーーーー?」

「真っ白!」

「ねえ、お肌、シットリ?」

「筋肉ないけど・・・キレイ!」

「やだーーーー見ているだけでドキドキだよーー」

「私、触ってみたい!」

女子水泳部の反応は、ますます過激化している。

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