おかねもちにはかなわない
おかあさんが、きょうもえほんをよんでくれました。
だいめいは「おかねもちにはかなわない」といいます。
うさぎと、かめがいました。
うさぎはおかねもちでした。
きれいなおよめさんをもらって、おとこのこができてしあわせにくらしていました。
やがて、おとこのこはおおきくなって、ゆうめいなだいがくにはいって、だいきぎょうにしゅうしょくして、しあわせにくらしたそうです。
かめはびんぼうでした。
こころのやさしいおよめさんをもらって、おんなのこができてしあわせにくらしていました。
だけど、おんなのこがちいさいときに、おとうさんががんになってしまい、なくなってしまったそうです。
いえにおかねがなかったけど、こどもはどりょくして、べんきょうをがんばって、しょうがくきんをもらって、だいがくにいって、だいきぎょうにしゅうしょくしたそうです。
だいきぎょうで、うさぎのむすこと、かめのむすめはであって、こいにおちたそうです。
ふたりはけっこんしたいとおもっていたけど、うさぎにはんたいされてできなかったそうです。
そのあと、うさぎのむすこと、だいきぎょうのせんむさんのむすめがけっこんしたそうです。
おかねもちにはかなわないよね。
そんなえほんです。
ところどころいみがよくわかりませんが、「おかねもちにはかなわない」というのはわかりました。
おかあさんはこのえほんをよんでるとき、いつもないています。
どうしてなのか、ぼくにはわかりません。
もう少し続きます。