表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/4

1章 1p 

「シロネーー!!おはようっ!!」


私の事を窓から見ていたのか知らないが、“浮月 コトネ{ふづきことね}„が教室前で待ち構えていた。

コトネは私に突進するように駆けてきた。

ギリッギリでブレーキを掛けて、ピタッと私の目の前に立った。


「シロネ、今日は転校生が来るんだ!!しかもうちのクラス!」

「えっ珍しいな」

「女の子らしいよぉ~。魔術歴結構短いらしいよ」


コトネと私は、趣味、性格、喋り方などほとんど反対である。

でも、だからこそ、私はコトネと出会って知ったことが沢山ある。

お互い足りない部分をフォローしつつ、いい関係を保てる人は、まぁコトネくらいである。

コトネとは、一回生で出会った。

最初は趣味も違うし、言葉選びもすれちがっていたが、だんだんお互いを認めあえるようになった。

女子にありがちなねばねば関係じゃ無いけど、しっかり仲が良い、と言えばわかるだろうか。


「シロネ、顔半笑いだよ~何かあったの??」

「いや、大丈夫。さ、ホームルームに間に合うようにしないと」

「まだ15分あるよぉ」

「それもそっか」


顔を見合わせ、笑った。




いつまでも、いつまでも、







この関係でいられたら良い。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ