口が達者な五歳児
ヴァンです。
あれから五年がたち、五歳になりました。
ただいま俺は一つ年下の妹を抱え、家族と信頼できる人を集めて、昔話をしています。
昔話って言っても俺の転生前のことについてだけど。
ここで、家族紹介でもしようと思う。
アーヴァス・アレイザー
父さんで、国王だ。
容姿は、髪が銀髪の、背が高い、イケメン。まあ、ご想像にお任せするけど。
性格は温厚で、母さんに尻にしかれてる。実力は歩く戦車だ。
イリース・アレイザー
母さんで王妃。
容姿は、金髪碧眼。もう綺麗過ぎて、国の男共は目が釘付け。けど男に関しては、俺と父さんと兄さんにしか興味が無いらしい。
性格は慈悲深いが、キれると、悪魔ですら跪かせることができる(気だけで)。
アッシュ・アレイザー
兄さんで第一王子。
容姿は母さんの金髪に、王子って感じの整った顔立ち。
性格は母さんを完全に受け継いでいる。歳は十歳で婚約者のマリーさんにべた惚れ。
ミリア・アレイザー
姉さんで第一王女。歳は一つ上の六。
容姿は父さんの銀髪を肩で切りそろえて、鋭い眼が特徴。
性格はまあ多少男勝りなところがあるけどいい人だ。ちなみにブラコン(俺に対して)。
リリア・アレイザー
妹で第二王女。歳は四。
容姿は腰まで伸ばした金髪に、幼いけど天使のような顔でもう俺はメロメロです。
性格はやさしく明るい。しかも俺のことを第一に考えてくれるというから最高じゃないか。
最後に俺、ヴァン・アレイザー
第二王子をやっている。
容姿は銀髪に眠たそうな眼が特徴の顔。時々、鋭い目になる。
性格は、まあひどいほどころころ変わる。
今昔話をしているといったが、実は二年位前に、すべて話したのだ。
そしたらみんな簡単に許容してくれた。さすがに家族以外は俺が信用した奴にしか話してないが。
力のことを父さんに話したら、それがもれれば、おそらく狙われるから、お前のことは不本意だが『無能王子』として公表するといわれた。
何の力も継がなかった無能王子。そうすれば狙われないだろうということらしい。
まあ俺はそのほうがいいけどね。
さてそろそろ話も終わるな。そんじゃまた今度。
今回も短いです。
次回はおそらく更に飛びます。
次は説明の回ですね。
それでは