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居眠り



サバイバルの人選は比較的簡単に終わり、早く寝ることができた。

これから行事までは授業にチームごとの練習が入るようになってくる。

ちなみに俺のチームの最後の一人のメンバーは普段無口な子で所謂クールって奴だ。その子の得意な魔法は氷系で近接戦闘もできる子らしい。優秀なのはいいことだ。

ただ、この子は自分から俺たちのチームに入ろうとした者たちではなく孤高の一匹狼のような子で名簿で見たら優秀だったため入れたのだ。本人は異を唱えなかったしな。


今はチーム練習の第一回で、みんな顔合わせとかやっている。


「はじめまして、アリアといいますこっちは弟のヴァンです」


「しっていますよ。私はエミといいます」


さすがクールだ。俺みたいにどもったりしないな。普段無口でも喋るときにきっちりいえるとかっこいいよな。ところでこの子どっかで見た気がするんだよな。もしかして知り合いの親族だったりして。


「早速ですが作戦会議をしようと思います」


そんなことを考えているとアリアがチームの作戦会議を始めた。この分だとアリアがリーダーになりそう

だな。

俺は寝てるか。後でアリアに聞けばいいし。


「このサバイバルは他のチームを出し抜き、最後まで残ったチームをクリアとする一種のバトルロイヤルです。ですから最後の日になるまで耐え続ける耐久戦ともいえます。期間は五日間ですから最後まで残れば何チームかクリアとなりますがこの行事は三日続いたことがありません。問題は先生方の妨害と上級生たちの攻撃です。このトーナメントは一、二、三年と、四、五、六年に分かれて行いますから私たちに妨害などの攻撃をしてくるのは研究生と先生ということになります」


「つまり上級生たちからうまく逃げたりして立ち回りつつ、研究生と先生の怒涛の妨害という名の実験、ストレス発散をどうにかしないと勝ち目が無いということね」


「そういうことになります」






よく寝た。

なにやら二人がまだ話しているがあまり気にしないでおこう。

もう一眠りしようとしたところでチャイムが鳴った。


「では、今日はこの辺にしておきましょうか」


「そうね、そこの弟君に説明よろしくね」


「まかせてください」


二人も終わりにしたようだ。

その後は特にこれといったことも起こらずに普通に過ごし一日を終わらせた。

もちろんアリアの話は聴いたよ。覚えてるかどうかは別として。



次の日、つまり今日は休日だったためちょっと遅くに起きた。

そして昨日の夢で転生も何もしていない最初の高校生のときにバンドをやっていてみんなで楽しんだ夢を見たのを思い出した。ちなみにパートは基本オールマイティだった。

そこで、こっちでギターか何か作れないかと思った。

でもただ作るのじゃ面白くないから、魔力と共鳴して音を奏でるたびに魔法を発動するものを作ってみようと思った。


そして数時間後設計図や仕組みについての原案ができた。

タイプはギタータイプで、仕組みとしては、一弦が火のタイプ、二弦が水、三弦が風、四弦が土、五弦が雷、六弦が氷にした。基本はその弦を引けば魔法を使うための前段階として魔力が流れる。けどそれじゃあ意味が無い。コードを押さえて弾く事によってその流れた魔力によって魔法が発動する。でも一度に何本も弦を押さえるといろんな魔法が発動してしまう。最初はコードごとに魔法が決まってるようにしようとしたけどそれじゃあ同じ奴が発動したり曲ごとによってはある程度アレンジをしても魔法が決まってしまう。そこで弦毎にすることにした。そして弾く時にシールドというアンプにつなぐためにあるコードを差し込む穴に六属性の宝玉がはまったセレクターを差込みそのセレクトしている属性が効果として出るようにした。こうすれば同じコードでもいろんな属性が出せる。ついでに二つの属性をあわせた宝玉も作り同時にいろんな属性が出せるセレクターを後三つくらい作った。


そうしているとあっと言うまに一日が終わった。



長らくお待たせしました。

新生活は大変ですね。

これからも頑張ろう。まだ大して書いてないけど次話で会いましょう。

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