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第七話「explanation Ⅴ」

一日に二回の投稿です。


疲れた~。


疲れてたせいかなんか文章力が低下してますが、愛嬌でカバーしてください。


では本編をお楽しみ下さい!

 バサッ!と部室の入り口で何が落ちた音がした。


 振り向いて見ると、髪が長い(と言っても肩にかかる程度)の男の人が呆然と立ち尽くしていた。


「あ、悠希おかえり」


 悠希さんと呼ばれるこの人が軽音部の最年長者らしい。今は二年生だとか。


 入り口に立っているその人をよく見てみると小刻みに震えていた。


「か、柏木…」


「何?」


「お前…そっちの趣味━━━がはっ…!!」


「無いわよ!勘違いしないで!」


 状況を掴めていない方が大多数いると思うので状況説明をします。


 悠希さんと言う方に向かって沙奈ちゃんが下履きを蹴り投げたんです。それが悠希さんのみぞおちにヒット。肺に貯まっていた空気が「がはっ…!!」って抜けた訳です。


 沙奈ちゃん怖い…。涙出てきゃった。


 それ以前に沙奈ちゃん年下なのにタメ口…。


「あら?ドア開いてるよ。柏木。買ってきたぞ━━━うぉっ!!」


 変なタイミングで帰ってきた章人さん。入り口の近くで地に手と足を着いてる悠希さんにビックリしていた。


「悠希!何やって……る…んだ…?」


 状況説明。私、涙目&沙奈ちゃんに今だに抱き着いたままだったりとかする。沙奈ちゃん、悠希さんに蔑みの眼差し。悠希さんの近くには沙奈ちゃんの下履き(片方)が。


 勘違いするには十分な状況です。


「この犯罪者がぁあああ!!」


「なんでだーっ!!」 

 章人さんも先輩への態度が尋常じゃないんですけど…。


・・・・・・・・・・・


「じゃあ自己紹介ね」


 結局あの後、私が章人さんの誤解を解いて今に至ります。


「俺、北村 悠希な。今後ともよろしく」


「は、はい!私は相澤 愛実と言います。よろしくお願いします」


 私は深々と頭を下げた。


「へえ~。愛実ちゃんて言うんだ~。良い名前だねぇ。今度二人でカラオケ行か━━━いで!」


 北村さんの誘いの最中に杉坂さんと沙奈ちゃんが北村さんの頭を殴る。


「ったく…!いい加減ナンパ癖どうにかしなさいよ!」


「あんま調子にのんじゃねぇよ」 

 どうやら北村さんはこの部じゃボケキャラなのかな?


 にしても、二人の態度……私には無理かも…。


「さて!時間無いから進めるわよ!」


 沙奈ちゃんが仕切って部活のミーティングを始めた。あの…顧問の先生は?


「今のところ部員4人と顧問1人居るから部活の申請が出来るわ!」


 おお!顧問の先生ちゃんといるし、軽音部がやっと部として認められるんだ!……って!


「認められてなかったの!?」


 初耳なんですけど!


「愛実はちゃんと部活説明会見てたの?軽音部の説明なかったでしょ」


「ごめんなさい。休んでました」


「まあいいわ。とりあえず!部活の活動方針を決めていくわ!何か良い案ある?」 たしか、白麗は学校にとって何らかの意味を持たせる部活じゃなきゃいけないんだっけ?文化系だけ。


 なら……。


「学校の行事、と言っても文化祭とかのテーマ曲を自分達で作ります。とかどう?」


「採用。でも、これだけじゃ弾かれるから他にもいろいろと行事突っ込んどくわ。じゃあ次!部長と副部長決めるわ」


 そういって沙奈ちゃんは私を見た。そして視線を申請用紙に戻す。


「部長、相澤 愛実…と」


「えぇ!私!?む、無理だよ~!」


「愛実。じゃんけん」


「?じゃんけんぽん」


 グーを出して負けた。


「愛実に決定」


「なんで私なの!?杉坂さんとか北村さんとかも居ますよ!」


 そして、二人が居る席を見ると……居ません。どっかに行きましたとさ。


「二人をどうにか出来る権力を持ってた方が身のためだと思ったからよ」


 そんなこんなで私は部長になりました。

過去編終了~!


でいいのかな~?

終わり方がぬるいなぁ


ま、いいか。

次回から時系列を元に戻します。

これからも長く付き合ってくださいね!

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