第六話「explanation Ⅳ」
0時に間に合わなかった……。
0時で待機していた方に本当に申し訳ないです…。すいませんでしたm(_ _)m
では本文をお楽しみ下さい!
「学校では名字で呼び合う!友達程度の距離感しかとらない!」
どうも皆さん。相澤です。彼氏が出来ました~♪
でも、皆さん知っての通り私は上がり症です。あまり注目はされたくない訳です。そこで!
「学校の皆には私達が付き合ってることは内緒にしましょう」
という事で、杉坂さんと話し合いをしています。
「そうか。でも、いつイチャつくよ?軽音部入るから寮生活になるし、寮の門限が18時だイチャつく暇がない」
そんなことは決まってる!
「寮でイチャつく!」
「言うようになったねぇ。女子寮と男子寮に別れてるんだ。しかも、男子が女子寮に入れないように、女子だって男子寮に入れないんだぞ」
「男装して入る!」
「無理だ。愛実は可愛いからすぐにばれる」
「~~っ!!も~…なんでそんな恥ずかしいこと真顔で言えるの~…」
顔を真っ赤にしながら言う。
「そんなの愛実を愛してるからに決まってるからだろ」
その言葉に私は本当に愛されてるんだなと改めて思う。
ちなみに、二人のときは必ず名前で呼び合うようにしました。
「章人さん…」
「愛実…」
お互いを見つめ会う。そして、お互いの顔を近づける。
「ふ~ん。お二人はそういう間柄だったんだ~」
『!!』
第三者の介入により私達の行動を遮られた。
横に顔を向けると髪の長いツインテールの女の人がいた。
「部活サボって何してるかと思えば……女の子と逢い引き?いい度胸してるじゃない杉坂!」
そう言って章人さんの股間を蹴り上げる。
「ふごっ……!!!!」
鈍い音が響き、章人さんはその場に股間を手で押さえ崩れ落ちた。
「章人さん大丈夫!?」
私は章人さんを蹴った女の人を睨みつけた。
「なんてことするんですか!!」
「あっ!彼女さん居るの忘れてたわ。大丈夫。いつものことだから。多分私に蹴られても、◯ってるから」
「◯たねぇよ!」
「そうですよ!崩れ落ちるくらい痛がってるじゃないですか!」
「まあいいわ」
『よくないです(ねぇよ)!』
「とりあえず杉坂。新入部員が見つかったんでしょ?早く会わせなさい」
私達の事はお構いなしに話を進める女の人。
「新入部員なら目の前に居るぞ」
「えぇ!彼女さんが新入部員だって!?」
・・・・・・・・・・・
「名前は?」
「あ、相澤 愛実です…」
「特技は?」
「え、えと……特には…」
「軽音部ではボーカルをやりたいと?」
「は、はい!そうです!」
「そう」
軽音部の部室に連行されるやいなや「適性審査をするわ!」と言われ、今は質問の嵐です。
ちなみに章人さんは女の人にパシられて、白麗の近くにあるパン屋さんまでレモンパンを買いに行ってます。
「あの~…私からも質問良いですか?」
「何?」
「あなたの名前を教えてもらえませんか?」
「私は柏木 沙奈って言うわ。ちなみにベース担当。これからもよろしくね」
私はその言葉の意味理解し、嬉しさのあまり抱き着いてしまった。
「ありがとう沙奈ちゃん!こちらこそよろしくね!」
次回で相澤さんの過去話終了です。何故相澤さんが部長になったのか……過去話の核心についていきます。
てか、無駄話多かっただけか……。