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最強カップルの英雄神話~チート転生者と最強神姫の異世界ダンジョン攻略譚~  作者: 初心なグミ
フィアナ騎士団・入団篇

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10話『自己紹介』

ここから先の話は、文字数減りますがご勘弁を。書き溜め無くなったんです( ´•̥̥̥ω•̥̥̥`)


 僕はその言葉に頷き、他の三人が居る方へと向かうヘファイストスさんに着いて行った。

 三人の方に僕が近づくと、今なお寝ている彼女以外の二人が立ち上がり、その警戒心を剥き出しにする。


 け、警戒を解かなければ……。


「こ、こんにちは~…………」

 

 うっ……何とも言えない視線が突き刺さる。

 手を振っても、誰一人として返してくれない。

 ヘファイストスさんは胡座をかいて、自分の足に眠っている美人を寝かせてるし……。

 

(こりゃ駄目だ。オワタ)


 と、そんなことを思ったときだ。

 たじろんでいる僕に、生暖かい目線を向けるヘファイストスさんから、救いの手が差し伸べられたのだ。


「そう警戒しなくても良い。さっき回復したじゃろ? あれはコヤツの超治癒魔法(アクスレピオス)じゃよ」


「そ、そうなんですか……? さっきから気になっては居たんですが、良かったぁ……敵では無さそうですね」


 ホッ、と胸を撫で下ろす不死鳥系女の子。

 にしてもこの娘、凄くボーイッシュな感じだ。

 

「そうです! 僕は敵じゃなくて、貴方達の味方です! なので、そんなに睨み付けないでください……」


 そうなのだ。

 たった一人だけ、金髪碧眼のイケメンが、未だ警戒心を顕にしているのだ。


「確かにアクスレピオスは、仲間と思ってる者に対する治癒魔法っすけど。初対面で仲間って、洗脳でそう思ってるだけとかじゃないんすか? そもそも……ここまでどうやって来て、ここにどうやって入ったんすか?」


 洗脳、か……ふむ。

 それに関してはよく分からないが、他のことは色々含めて話す必要があるだろう。


「大丈夫です。今から全部話します」


 僕はこのとき、ヘラ様との話を思い出した。

 

 一つ。──ヘラ様は僕に、四年後までにダンジョンを攻略して、この世界を救って欲しいこと。

 そのダンジョンと言うのが、今僕が居る、あのバケモノが居たこの場所なのだろう。

 

 二つ。──ヘラ様は僕に、とある女の子と、この世界を救って欲しいと言ったこと。

 その女の子と言うのが、今ダンジョンを攻略していた彼女のことなのだろう。


 三つ。──ヘラ様は僕に、沢山の仲間が出来ますよ、と言ったこと。

 その仲間と言うのが、彼女を団長と慕って取り巻く、この四人のことなのだろう。


 僕は今……

 何故、ダンジョンに直接転生したのかも。

 ──わからない。

 何故、彼女がピンチのタイミングで、僕が丁度よく転生して現れたのかも。

 ──わからない。

 それが、ヘラ様の仕組んだことなのかも。

 ──わからない。


 わからない尽くしな、こんな今の僕だけど。

 一つだけ、たった一つだけ分かることがある。


(この世界で生き抜く為に、この人達の信頼が必要だ)


 人が信頼を得るときに必要なのは、大きく分けて二パターン存在する。

 

 一つ。──契約。

 人は取引をするとき、相互的に契約を結ぶことで、取引内容に応じた見返りを保証させる。

 そして、その契約と言う形が、「この人と取引をしても大丈夫」と言う、一種の信頼関係になるのだ。


 二つ。──自分を知って貰うこと。

 人は得体の知れないモノに恐怖し、恐怖したモノに対して排他的になる。

 だからこそ人は、互いにコミュニケーションを取ることで相手を知っていき。そして、友達と言う名の、一種の信頼関係になるのだ。

 

 要は相手に……

 自分と言う存在を、恐怖の対象では無く。

 逆の、安心出来る対象として見て貰えれば良い。

 

 で、あるならばこそ……

 僕がやるべきことは一つ。

 

 ──自己紹介だ。


 そう思い立った僕は、女神様の威光を借りるべく、アニメで見た騎士風の跪くポーズをした。

 僕のことを見ている三人の目を、真っ直ぐに見て言う。


「僕の名前は()()()()


 出来る限り凛々しく。


「この度は()()()の意向により、()()()()()()()()()()()()()()()する為、異なる世界より馳せ参じました」


 やがて、その言葉が終わる。


「この使命を契約の礎に、アナタ方の()()にして頂きたい」


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