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飴玉の話
これを選択してくださりありがとうございます
どうぞ、このままお進み下さいませ
頭上にはキラキラと光る2つの星があった
飴玉のようなそれに触れてみたいと少女は思った
しかし、体は動かない
硝子越しにしかキラキラと光る星は見れなかった
少女は球体関節人形
関節という関節は丸い玉で出来ていた
アンティークショップで長い年月を過ごしていた
少女には魂が宿っていた
少女には感情が宿っていた
少女は好奇心旺盛な青年に恋心を抱いていた
しかし、ある日を境に青年はそのアンティークショップから姿を消した
少女はある決意をした
青年の為に球体関節人形だけを扱うお店を出すことを
これはある少女の話
聴きたい者だけよっといで
ここまでお読み下さりありがとうございました
私は球体関節人形は作ったことはありません
なにせ怠け者なので(笑)
初めて上げるのですこしドキドキしてます
それでは次回見てくださったらお会いしましょう




