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保持者に狙われる事こそ我が運命  作者: Waiver
この子は?
1/18

オープニング‐廃墟での戦闘‐

ここはとある場所に在る廃墟…

いつもなら静かなこの場所だが…

その日だけは違った…


?「ハァ…ハァ…」


ある少年が、その廃墟のなかを走っていた…

いや、走ると言うよりも逃げると言う方が正しい…

そんな状況だった…

そしてその少年が向かった先に待っていたのは…

巨大な壁…


少年「嘘だろ…」


息を切らして少年は言葉を洩らす…

その顔は落胆に満ちていた…

ザッ…

少年の後ろで足音が聞こえた…

振り向くとそこには長身の男…


少年「畜…生…」


男「やっと観念したか?」


男は一言だけ…その言葉を言い放ち…

少年に近寄っていく…

すると後ろから…


?「あぁぁぁぁ!」


大声を出しながら、女の子が男に向かって走っていった…


少年「待てっ!怜!」


大声で少年は叫んだ…

しかし、怜と呼ばれた女の子…抹石怜(まついしれい)は止まらずに突っ込んで行った…


男「…ふん、この死に損ないが…」


男はそれだけ呟き、手を怜に向けた…

ヒュッ…

風を切るような音が聞こえた…

その瞬間に、怜の右腕が地面に落ちた…


怜「あぁぁぁぁ!!!」


少年「怜!!」


男「チッ…時間か…命拾いしたな…」


そういい残して、男は消えた…

男が消えた後…その現場に残ったのは…

抹石怜と怜の右腕…

そして怜の滴る鮮血と少年のみだった…


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