06話 お母さん、?
※【全はちゃ!!】関係者様のみ閲覧可
※【Mineclaft】及び【Mojang】様には一切関係なし
※未登場人物などネタバレ有り
※キャラ崩壊の可能性大
マイクラ知らない人は先に一番下の"マイクラ知識のコーナー"を見るともっと楽しめるかも↓
これを念頭に、、全はちゃ!!マイクラパロお楽しみください!!!!!!!!
「狭い、、」
「暗い、、」
「疲れた、、」
「お母~さん!」
「ちょっと透花、掘りにくいから引っ付かないで!」
さほろ、透花、真慈、愁斗、渉、筍、陽史の7人は裕介の指示通り、つるはしを持って地下を掘り進めていた。
石のつるはしは、たった石3つでアップグレードできるので、全員のつるはしはもう石のつるはしになっている。
初めの頃、陽史は7人いるから1人よりも効率は7倍だと思っていたが、、
家メンはそんな単純ではなかった。
「お母~さん」
「こら、透花、引っ付いてないで手を動かしなさい」
「やだ、掘ってるとさほろのこと吸収できないじゃん」
「それ、うちも掘りにくくなるから!」
「もう無理、手が痛い、疲れた、」
「真慈、体力無さすぎ」
「ゴロゴロしてゲームする引きこもり生活に戻りたい、」
「それは分かるけど」
「ねえ愁斗、疲れたから休んで良いよね?」
「はいはいはい、後ろでゆっくり休みなさい」
「よっしゃ!」
上からさほろに引っ付いて掘らない透花、透花のせいで掘りにくいさほろ、体力が無い真慈、愁斗の全肯定で即休む渉だ。
これじゃあ効率は良くて3.5倍くらいだろう。
完全に人選ミスとしか言いようがない。
仕方ないので主に陽史、筍、愁斗、さほろ(on透花)の4人でバラバラの方向に掘りはじめた。
少しすると、
「あ、みんな、石炭あった!」
という愁斗の声が聞こえてきた。
全員でその場所に向かうと石に黒色の斑点が付いているブロックがあって、
「本当じゃん、これで松明が作れる!!!!」
「お母~さん、これ私が掘って良い?」
「愁斗さんから良いって言われたらね」
「愁斗~、これ掘って良い?」
「どうぞどうぞ」
許可が出ると透花はさほろから離れ、石炭の方へ向かって行った。
その隙にさほろは透花と愁斗以外に耳打ちして、、
「お母~さん、取れた~!」
透花が黒色の石炭を手にして後ろを振り返るとさほろをはじめ、愁斗と透花以外は少し離れた所にいた。
そして遠くからさほろが大声で、
「透花~、もううち透花のお母さんやめるから、残りの面倒はそこにいるお父さんに見てもらって~」
愁斗も危険を察知して振り返ったが、時すでに遅く、
「分かった、元お母さ~ん!」
「じゃあ、愁斗さん、あとは頼んだよ~」
「え、わたしっ????」
「これからよろしくね、お父~さん」
「えぇ、、」
愁斗は困惑する一方、肩の荷が降りたさほろは軽快な足取りで自分の採掘場所に戻っていった。
陽史も関わると愁斗に押し付けられかねないので、
「じゃ、愁斗、頑張ってね~」
と言うと自分の採掘場所に戻った。
が、戻っている途中で
「あ!みんな来て~」
というさほろの声が聞こえた。
引き返してさほろの場所へ向かうと、そこには橙色の斑点が付いている石があり、
「これ鉄じゃね?」
「さすさほ過ぎる」
「疫病神が離れたからか、」
「誰が疫病神だよっ!」
「もう、わたし知らない、」
鉄が見つかって嬉しいはずなのに、半分諦めモードに入っている愁斗は全然喜べなかった。
知らない人には参考になる(?)
マイクラ知識のコーナー!!!!
「石炭鉱石」
石に黒色の斑点が付いているような見た目をしている。木以上のグレードのつるはしでのみ掘ることができ、壊すと"石炭"を1つドロップする。
「鉄鉱石」
石に橙色の斑点が付いているような見た目をしている。石以上のグレードのつるはしでのみ掘ることができ、壊すと"鉄の原石"を1つドロップする。
「鉄の原石」
鉄鉱石を壊すと手に入るアイテム。精錬すると鉄のインゴットができる。
「鉄のインゴット」
鉄の原石を精錬すると手に入れることができるアイテム。ツールのアップグレードや、バケツやハサミなどの便利ツール、大釜や金床などの機能ブロック、鎖やランタンなどのおしゃれな装飾ブロックなど幅広い物を作る材料となる。多分、マイクラで1番需要があるアイテム。
「ブランチマイニング」
マイクラで効率よく採掘するための堀り方のこと。掘った場所の隣のブロックは見れることを利用し、できる限り掘るブロック数を減らしながら広範囲の鉱石を取ることができる。人によってやり方は異なり、様々な方法がある。しかし家メンはそんなこと考えずに個人が勝手に掘り進めている。家メンらしい、、