02話 方針決定と問題発生
※【全はちゃ!!】関係者様のみ閲覧可
※【Mineclaft】及び【Mojang】様には一切関係なし
※未登場人物などネタバレ有り
※キャラ崩壊の可能性大
これを念頭に、、全はちゃ!!マイクラパロお楽しみください!!!!!!!!
「にしてもこの辺暑くね..?」
「まぁ、あっちにサバンナあるもんな」
璃久の言葉に優が反応する。
優が指をさした方向を見ると海が広がっていて、その奥にうっすらとアカシアの木が見える。
そう、本当にうっすらとだ。
「なんで見えるんだよ」
「視力マサイ族かよ」
突っ込みにも、優は「んなわけねぇだろw」と軽く返していた。
流石、家メンイケメン枠 (?)
陽史が周りを見渡すと、海を見て左から後ろにかけて森林が広がっていてオークや白樺の木が群生している。
右を見ると濁った水にオークの木が生えていてツタが垂れている湿地があった。
そしてここは、それらとは川や海などで切り離された木1つ生えていない小さな島だった。
つまりこの辺りの地域は熱帯に寄った温帯ということだ。
璃玖が暑いと言うのもわかる。
しかも今は太陽が真上に来ていて。
それが余計に暑さを増していた。
「暑い...溶けそう...」
「いや、雪だるまじゃないんだから」
「さすが氷上の破壊神未紀だね」
「おい、陽史???殺られる覚悟はできてるんだろうなぁ?お?」
「はいはい、ごめんごめんwww」
ついでに、圧に満ちた脅しも、とりあえず軽く流しておくことにした。
「でも未紀の言う通りだね、、クーラーのある部屋で漫画読みたい」
「それな、ソファーの上でゴロゴロしたい」
「おい、この程度の暑さでへばるなよ」
「バケモンは黙ってろっ」
「早くマイハウスに帰りたい...」
するとここまで黙っていた愁斗が話し始めた。
「じゃあつまり、この世界からの脱出を目指す認識でOK?」
「いや、違うな」
しかし裕介にはっきりと否定されてしまった。
「まだこの世界からの脱出方法は分かってないんだから、まずは安全を整える方が先決だな」
「休憩できる場所も必要だしね」
「まって、夜までにベッド作らなきゃじゃね??」
「夜をスキップするためには人数分必要だよな...?」
"休憩"というさほろの言葉を聞き、古都花と優が思い出したように言う。
この世界では暗くなると敵が湧いてしまうので夜は危険なのだ。
「ベッドはどうやって手に入れるのです?」
「1つ作るのにウールが3つ必要だから、家メン15人で45個...」
「ウールは羊を1匹倒すごとに1つだから45匹倒さないと...」
「ハサミがあればいいけど、作るために必要な鉄を回収できる洞窟なんてなさそうだしな...」
陽史と古都花と渉が口々に言う。
太陽はもう真上を越え、落ちはじめていた。
「おいおい、詰みじゃんか、」
周りを見ると羊が3匹、近くで草を食んでいる。それ以外、羊の姿はない。
その羊が今は赤く光り、メエェと苦しげな声をあげている。
3人の話を聞いた瞬間に躊躇なく透花が殴りかかったのだ。
ウールのためとはいえ、こいつに人の心とかないのだろうか...?
「難波ちゃん、ウール3つ取ってきたよ~」
「ナイス、、だけどこれじゃ全然足りないな」
「あっ!良いこと思いついた!!!」
古都花が良いことを思いついたらしい。
「優の頭の上にある黒色のウール取れば良いんじゃない?」
「おい、そんなんじゃ足りないだろ」
「そういう問題??」
お互いに笑みを浮かべながら話す古都花と優。
マイクラの世界に来てもいつも通り仲が良い2人。
その様子を透花は嬉しそうに眺めるのだった。
この世界は、マイクラのバージョン19の時に執筆しております。
現在は世界の設定にて、1人でも寝れば夜を越えれる設定ができるようになりました。
今のマイクラプレイヤーの方は、昔はそんな便利じゃなかったんだなー、という目で見ていただけると幸いです。
外野(作者)が失礼しましたー。