08話 親方!!!!!!!!!!!!!!!
※【全はちゃ!!】関係者様のみ閲覧可
※【Mineclaft】及び【Mojang】様には一切関係なし
※未登場人物などネタバレ有り
※キャラ崩壊の可能性大
マイクラ知らない人は先に一番下の"マイクラ知識のコーナー"を見るともっと楽しめるかも↓
これを念頭に、、全はちゃ!!マイクラパロお楽しみください!!!!!!!!
<<天啓///世界システム:改変/バージョン:1.21.6/伴って様々な仕様:変更>>
朝日が昇り、一片の日の光が見えたとたん、全員にこの声が聞こえた。
聞こえた、というか、脳内で鳴り響いたという方が正しいだろう。
「なんだこれ、世界のシステムの変更?」
「つまり、アプデが入ったってこと?」
「最高か?さっそく遊ぼ!」
「遊べるほど装備整ってないけどな」
「現状、石の装備と鉄3つだからね…」
「あ、そうだったわ」
今、鉄は家の外のかまどに入れられ、高熱の炎で精錬されている。
なぜ外なのかというと、家の中でかまどを使ったら、室内サウナが完成したからだ。
暑すぎて、未紀を含め、家メンみんながとろとろの雪だるまになってしまう。
「てかさ、アプデが来たってことは、これはやっぱりゲームの世界ってことになるのかな」
「そうだろうね、でもやっぱ謎なのは、なんで俺たちはこんなところに?」
「よくありがちなのは、家メン全員が集まってたら、召喚魔法で異世界に呼び出されてって感じのだよね」
「うわ、それ俺も見たことある! 一度体験してみたいと思ってたけど、まさか本当にそれか??」
「別の説としては、家メンが全員で出かけて、そこで何かしらの事件に巻き込まれて死亡、まとめて転生させられたとか?」
「なにそれ、あっつっっっ」
「その小説あるあるを実体験できるとか、最高か???」
「それともさ、この世界は本当はこの中の誰かの夢で、ラストシーンはその人が目覚めて終わる、とかは?」
「えー、夢オチとかさいてぇ~」
「うちもさすがにそれは嫌」
「さっきと反応違い過ぎないw??」
小説家勢が妄想を膨らませると、止まることを知らない。
この世界に来てから初めて、裕介もまとめ役モードを解いている。
その裏で、さっきまで作業台を使って何かを作っていた古都花と優が、こそっと家から出ていった。
陽史の視界の端に映ったが、まあいいか、と放置しておく。
その間にも、もうnon小説家勢には理解できない域まで広がった小説トークが繰り広げられていた。
「あのー、そろそろ今日何するか決めません?」
その話を切って入ったのは愁斗だ。
「楽しそうなお時間を止めてしまいすみませんが…」と謝りながらも、本題に入ることを促してくれる。
放置されていた民としてはナイスプレイだ。
「そうだな、そろそろ決めないとか」
それに答えるように、(やっぱり)裕介が中心となり、話し合いが始まる。
と、思ったのだが、
「ところで、古都花と優はどこいった?」
「古都花と優なら、さっき家を出てったよ?」
「おい、なんでそれを言わないんだ」
「いや、楽しそうな裕介を邪魔しちゃ悪いかと」
「そればっかりはごめんけど、代わりにじゃあ陽史と、あとお前だけだと心配だから筍も。あいつら探してきてくれないか?」
「「了解!!!!」」
ここでの話し合いは裕介に任せて、陽史と筍は家の外に出る。
家の周りをぐるっと回り、最初の島の方向を見ると、その島には
古都花と優と、、そして広大な畑があった。
陽史と筍は、驚きながらもその島に向かう。
「なにこの畑!!!!」
「実は、さっき盛り上がってる間にこっそり作ってやったww」
「石でクワが作れたから、みんなには内緒で完成させてやろうかと」
「ちょ、最高か?それ」
「でもまだ種が1つもないんだよね」
「また後で、あっちの森に種を取りに行かないとな」
「おけ、その手伝いは任せとけ」
「でも、一回お披露目してもいいかもな」
「じゃあ、俺がみんな呼んでくるわ」
と、筍が飛び出して行こうとしたその時、
「んにゃぁぁぁぁぁぁぁぁ…」
「え、何の音?」
「上から聞こえたよな…」
「ぁぁぁぁあああああああああ!!!!」
「「「「…え??????」」」」
その光景を報告するために、筍は家メンがいる拠点へと急いだ。
その頃、拠点では、
「じゃあ、一旦は生活改善組と採掘組と探索組に分かれて、それぞれ行動するってことでいいな?」
「りょーかい」
「てか、古都花と優は見つけ…「親方!空から女の子が!!」
「…は?」
「何を言っているのか分からないと思うが、俺も何が起きたのかわからないんだ!」
「とりあえず行った方がよさそうだな、古都花と優は?」
「そっちは見つけた、最初の島にいる」
「わかった、じゃあ一旦全員で移動だ、そっちで続きの話し合いもしよう」
「えっと、、どういう状況?」
「情報量多すぎやて」
最初の島に戻ってくると、広大な畑と、クワを持った古都花と優、上半身が畑に埋まった人とそれを抜こうとしている陽史がいた。
陽史は全力で引き抜こうとしているのだが、深く刺さっていて抜けない。
「とりあえず、古都花と優が畑を作ったんだよな?」
「「そう」」
「んで、、これは?」
「優が植えたの?」
「なわけw」
「上から落ちてきたんよ、急に」
「「「なんで???」」」
「いや、俺に聞かれても」
「ラ〇ュタかよ」
「とりあえず、抜いて本人に聞くのが早いな」
「陽史は非力だから、新村代わってやれ」
「酷いな、事実だけどw」
「じゃあいくぞ、、おらっ!!!!!」
陽史に代わり、新村が引き抜くと、それは、
「はもはも~~、八海だよっ!!!!!」
「「「「「「「「「「「「「ハ海!!??」」」」」」」」」」」」」
「はつみーーーーーーー!!!!!!!!!」
透花が飛び出していって抱きついた。
ハ海は透花の (無数にいる) 大好きな人の1人なのだ。
「ちょ、、苦しいからwww」
「八海、なんでここに??」
「なんかねー、神様に連れてこられた!!」
「神様??」
「そう!!白いひげがもじゃもじゃのおじさん!!」
「神様ってことは、、やっぱ転生もの??」
「いやいや、神様に似てる召喚者の可能性だってあるだろ」
「いや、ここまで全て、夢を見てる人のシナリオ…「夢オチは止めてくれ!!!!!」
知らない人には参考になる(?)
マイクラ知識のコーナー!!!!
「アップデート」
マイクラでは半年に1回、アップデートが行われている。投稿頻度少なすぎたせいで、書き始めた時は1.19だったのに、もう1.21.6に、、いや、時間の流れを感じますねー…
投稿頻度少なくてすみません!!!!!!!!
「農地」
土の地面をクワを用いて耕すことで、農地に変えることができる。そこには種や作物を植えることができる。水から4m以内にある農地は湿って、植えた作物が早く育つ。筍を湿った農地に植えたら、ちょっとは伸びないかなー、
「小麦の種」
その辺に生えてる草を壊すことで、一定の確率で手に入るもの。成長すると小麦が実る。小麦は食料の原料にもなるから、序盤は重宝する。