01話 ここは...?
※【全はちゃ!!】関係者様のみ閲覧可
※【Mineclaft】及び【Mojang】様には一切関係なし
※未登場人物などネタバレ有り
※キャラ崩壊の可能性大
これを念頭に、、全はちゃ!!マイクラパロお楽しみください!!!!!!!!
「おい、起きろ、陽史」
体を揺すられて陽史は目を開ける。
「...?」
目の前に裕介と渉が立っていた。
確か、さっきまで自分の家で寝ていたはず...
でも今は感触的に芝生の上で寝ているようだ。
(何でこんなところに...?)
視界がはっきりしてくると、裕介の後ろにはもっと異質な光景が広がっていた。
陽史にとっては見慣れた"木"
正確には直方体の原木ブロックの先端に立方体の葉っぱブロックがいくつも張り付いている...
もしかしてここは、、
「おい、陽史、これマイクラだよな、、?」
陽史が理解する前に渉がそう呟いた。
「んー、、そうだね...そうっぽい...?」
「ねぇ、これどういう状況?」
突然後ろから声がして陽史は振り向くと、そこにはさほろが立っていた。
今まで気づかなかったが、他の家メンも近くにゴロゴロ転がっていた。
「あ、さほろさんおはよう」
「おはよ~」
「いや、俺も困惑してるんだけどさ、多分マイクラの世界に家メン全員が送られたっぽいね」
困惑してると言いながらも淡々と裕介が報告する。
この冷静さが、他の家メンから頼られる所以なのだか。
「うわマジか、、とりまみんな起こした方がいいよね?」
こっちにも冷静な人がもう1人。さすが家メンのまとも枠2人...
「ほら、よふみんも渉さんも手伝って!」
「そうだぞ、お前ら、手伝え~」
「「あ、はい」」
そんな2人に催促されて、まだ状況を飲み込めていない陽史と渉は他の家メンを起こしに行くのだった。
起こされた家メンのほとんどは周りの光景に呆然としていた。
"ほとんど"というのは、さほろに起こされて目覚めた瞬間、
「さほろーーー!!!!!!!!」
とさほろの腕に飛び付いたあたおかと、
マイクラの世界に送られたという報告を聞いて、
「お、そうか。」
で話を終わらせたあたおかがいたからだが、、
ここでは一旦、あたおかたちは置いておこう。
「さて、全員起きたか?」
裕介が切り出した。
「とりあえずまとめると、俺らはマイクラの世界に送られたっぽい 」
「まじかよ」
「早く家に帰りたい」
「この世界じゃゲームもできないし...」
「うわぁ、もうおしまいだぁ」
突然知らない場所に送られて困惑するのは当然なのだが、ゲーマー組は特にそのダメージが大きいようだ。
真慈も徹夜ゲームしたいぃぃ!!!!と叫んでいる。真慈は早く寝ろよ
「ってか、わいマイクラ知らないんやけど…どんなゲームなのです?」
確かに家メン全員がマイクラ既プレイ者とは限らない。
未紀のようにマイクラについて何も知らないという人もいるだろう。
そこで陽史は説明を始めた。
「まぁ、簡単に説明するとアイテム集めて生存を目指すゲームかな」
「なるほど...」
「ちょっと違う気がするけど」
「いいのいいの。細かいことはその時説明でいいやろ?」
「雑いな」
「新村には言われたくない」
「何でだよ!」
陽史の説明で理解できたかは不安が残るが...
そんな感じで家メンのマイクラ生活が始まった。
なぜ家メンがマイクラの世界に送られることになったのか。
その謎を解明するための旅が今始まる!!!!
「ま、その原因は何も決まってないんだけどね」
「おい、筍、メタいぞ」