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理科室
僕は安全を確認して二階へと降りる。
廊下はしんと静まり返っている、誰かがいる気配も無い。
ガタガタッ…
「!?」
ある教室の前まで来たとき、突然その教室の中で物音がした。
「ここは…理科室か」
理科室といえば、この手の話によく使われる教室だ。
「…またベタだな」
僕は理科室の扉に耳を当てる。
ガタガタッ…
やはりこの中から音はしている。
「…入ってみるか」
僕は意を決して勢いよく扉を開けた。
理科室の中を見渡す。
しかし中は椅子がいろんな所に散乱している他には特に変わった所は無い。
教卓には倒れて割れたフラスコや試験管。
教室の後ろには骨格標本や人体模型。
多少ボロボロではあるが、ここが廃学校であることを考えればやはり変わった所は見られない。
僕は教室の中を歩いてみる。
「さっきの音は気のせい…じゃないよな…」
何の音だったのかを考えてみる。
ガタガタッ…
「何だ!?」
突然背後で物音がする。
振り返ってみると、教卓の上にあったフラスコなどが浮いていた。
「ポルターガイスト…ってやつか!」
すると突然、大量のフラスコと試験管が僕に飛びかかってきた。




