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悲鳴
僕と星野は学校の中を探索していた。
「う~ん…屋上の扉は開いてないねえ」
「よし、次は四階を探してみよう」
僕らは理科室を出た後、上の階から順番に見てみることにしたのだ。
「四階にあるのは…音楽室か」
「なかなか怪しいねえ…」
「…行ってみるか」
僕たちは音楽室に向かうことにした…のだが、
「きゃぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
突如響いた女子の悲鳴。
「!?今の声って!」
「あぁ!咲宮だ!」
声が聞こえたのは同じ階だ。
しかしそれは音楽室ではなかった。
「樹君!ここだ!」
星野が立ち止ったのは『家庭科室』だった。
「咲宮!」
僕は躊躇なく扉を開け放つ。




