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とちこうにゅー!

『称号の効果により,蛍石,亀石,フルメタル,ダンジョンメタル,スライムメタル,鉄,ボーンメタルがそれぞれ200個,168個,69個,288個,482個,500個,439個手に入りました.』

「ウェ!?・・・ん,ん"ん"ん.と,とりあえずなにかつくってみよーっと」ソソクサソソクサ「クラフト!」

『クラフトに必要な土地が足りません.』

まじかー.でも?

「とりあえず,ログインの時にもらったお金を使って,土地を買おうかな,うん.そうと決まれば早速!


で,不動産屋さんってどこや」





わ か ら な い♪(笑)



なにわろとんねん


「あ,あのっ!」

「ん?なんだい?初心者の子かな?どうしたんだい?」

「土地を売ってるお店ってありますか?」

「ああ,それならここの大通りを...いや,それより,ステータスメニューを開いて,マップのところを押してごらん?そしたら王都中央掲示板って打って.」

「は,はい.」

「そこに行くまでの道が表示されるから,そこに行って地図を取ってくるといいよ.そしたら,地図の行きたい場所に触れたら,お店の名前が表示されるから,そこの名前をステータスのマップの検索ってところに打ってみて,そしたらわかると思うから.」

「あ,ありがとうございました.」

「あ,そうそう,君の役職は?」

「あ,私の役職ですか?〔機械工作師〕です.」

「そうかそうか.はいこれ」

「何ですかこの首輪は.」

「これは偽装の首輪と言ってね,職業を偽装できるんだ.まぁ,君みたいな生産職は戦闘職に偽装することはできないけどね.」

「なんでこんなものくれるんですか?」

「ん?ああ,君の職業(ジョブ)は〔機械工作師〕なんだろ?バレるといろいろと危ないからね.鍛冶師にでも偽装するといい.それじゃあ,パーティーの集合時間になっちまったから.あ,そうそう,これ,フレンドコード.なんか困った事があったら言ってくれよ?材料が足りないとか変な輩に絡まれたとかだったら対処できるから.それじゃあ!」

「あ,ありがとうございましたー!」

「いいってことy」

「あ」

ゴテッ

あのひと,大丈夫かなぁと少し思ってしまった瑠璃であった.

「おい,何してんだよーもう」

「悪い悪い,急いでたらこけちまった.」

『超級クエスト〔心強い後ろ盾〕をクリアしました.報酬:1000§(ライカ)を獲得しました.追加報酬として,100§(ライカ)を獲得しました.職業別報酬として,鉄:10000個 フルメタル:380個 ダンジョンメタル:2000個 ボーンメタル:200個 スライムボンド(超級)(再生):1個 を入手しました.』

「え, あ, え,え!?と,とりあえず行こーっと」

「えっと,ココヲマガッテ?あ,あそこかー!着いたー!」

『クエスト発生.』

「なになに,え,なに!?」

『老人を助けてあげよう! YES/NO』

速攻でNOである.あんな,言い方は悪いがボロボロな奴になんかもらえるとは思えない.うん.拒否ろう.

「NOで」

『クエスト拒否.称号〔そうかそうか,つまり君はそんな奴だったんだな.〕を獲得しました.

〔そうかそうか,つまり君はそんな奴だったんだな.〕

効果:抵抗+100%が常時発動される.精神攻撃を受けたとき,ゲーム内で(・・・・・)30秒ごとに,さらに抵抗が+10%されていく.(複利)』

なんやねんこのスキル.効果の欄に複利って書かれてるし.壊れスキルなんとちゃいますかこのスキル.

そうこう言ってる合間に地図ゲット!って目の前にあるやん土地売り.

地図をもらった意味よ.


カランカラーン

「ごめんくださーい」

「なんですかー?」

「土地を売ってもらいたいんですけど」

「わかった.ここにお座り?」

「はーい」

「どんな土地が欲しいんだい?」

老婆が問う

「あ,えっと,程よく郊外で,辺境の町に少し遠くて,結構広くて,地下に石がしっかりあって,地盤がしっかりしてて,洞窟があるところだったらいくらでも」

「あっはっはっは,いやー,今の時代にそんなわがままを言う子が現れるとはねぇ.いいよ,この中からお好きなのをお選び」

「あ,はい,」

『土地1:平地.100ha』

「却下.」

『土地2:白樺・オーク等が多く生えている森.9865万ha』

「おばさん!これにします! ]

「これって...土地2かい.ここにするのかい?」

「はい.ここがいいです.」

「そうかい.じゃあ,1000万§(ライカ)いただくよ...と,言いたいところだけれど,

ここは土地が荒くて大変だからね,開拓道具を買うお金もいるだろう?嬢ちゃん,特別に,100§(ライカ)でどうだい?」

「わかりました!買います!」

「疑いってもんを知らないのかい,もう...はい,まいど,100§(ライカ)いただくよ.それじゃ,この地主証明書にサインしてもらうよ.」

「はい.えっと,ルリ,っと.」

『プレイヤーネームを〔ルリ〕に設定しますか?』

はい.

『プレイヤーネームを〔ルリ〕に設定しました.一か月間.ネームは変更できません.』

「これであの土地はあんたのもんだよ.よかったね.はっはっはっはっは.」

『〔土地〕に転移が可能になりました.』

『ワールドアナウンス:只今,ゲーム内にて正午になりました.』

「さて,開拓用の道具でも買うかなーっと.」

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